仕事や勉強でやる気を出す!脳科学的にドーパミンを増やす9つの方法
なぜか仕事や勉強で「やる気が出ない」「集中力が持たない」「物忘れが多い」というドーパミンが不足しているサインです。
ドーパミンはやる気と集中力、記憶力などに関する物質なので、ドーパミンを増やせば悩みが解消します。
そこで脳科学的にドーパミンを増やす9つの方法を紹介します。
運動はドーパミンを増やす一番の方法
ドーパミンを増やす方法の中で、特に良いのが運動です。
「運動は苦手だな」と思う人もいるかもしれませんが、実は運動をすると脳が大きく成長します。
具体的には、運動によってBDNFという脳神経を成長させる物質が作られます。
このBDNFの働きで、ドーパミン神経回路が増えたり、使われずに老化したドーパミン神経回路が再生するのです。
これによりドーパミン分泌量のベースラインが上がって、今までよりも多くのドーパミンが分泌するようになります。
なので「運動は嫌い」と思う人でも、やる価値はあります。
また、運動はドーパミンを増やす方法の中では、「手軽で、費用がかからず、今すぐにできる」という三拍子揃っているのも利点の一つです。
次のリンクでは、さらに具体的な運動方法を紹介しているので読んでみてください。
【運動でドーパミンを増やす方法を詳しく】ドーパミンを増やす最適な運動方法【具体的な運動量も紹介】
仕事や勉強で目標設定して実行する
脳科学的にドーパミンが出るタイミングは「報酬が得られるとき」と「報酬が期待できるとき」です。
これは何となくわかりますよね。
好きな人とのデート中やデート前って、みんなドキドキ・ワクワクします。
このドーパミンが出るタイミングを利用して上手く目標設定をすると、意図的にドーパミン分泌を増やすことができます。
やり方は大きな目標を設定して細分化し、小目標を作って実行します。
そして、目標達成したら自分にご褒美を上げることで、ドーパミンが出て仕事や勉強でやる気が出ます。
次のリンクでは、もっと詳しい方法を紹介しているので読んでみてください。
【ドーパミンを出す目標設定の方法】【幸せホルモン】目標設定でドーパミン分泌を増やす方法
新しいことにチャレンジする
毎日同じことを繰り返したり、見慣れた風景ばかり見ていると、人生がつまらなく感じてしまいます。
そんなドキドキ・ワクワクがない毎日では、ドーパミンは出ません。
人間は新しい刺激が期待できる「新しいもの、いつもと違うこと、変わったもの」が大好きです。
しかし、それが「報酬と結びつくものではない」と学習するとドーパミンが出なくなるので、やる気や集中力がなくなります。
なのでドーパミンを出すには新しいことにチャレンジすることが大事です。
ただ「新しいチャレンジは難しい」と思うかもしれませんが、難しく考える必要はなく、毎日の生活を少しだけ変化させるだけです。
私たちは「新しいもの、いつもと違うこと、変わったもの」が大好きですが、これらは「新しい刺激が期待できるもの」です。
例えば、いつもと違うルートで家まで帰るとか、新作の映画を観るとか、友人といつもと違う遊びをするとかしてみましょう。
もちろん大きなことにチャレンジするのも良いことです。
好きなことを楽しむ
あなたの好きなことで楽しんでいる時、時間が過ぎるのが早いと感じたことありますか?
好きなことに没頭すると心から楽しいですよね。
好きなことに何時間も疲れることなく集中力を切らさずに没頭できるのは、大量のドーパミンが分泌しているおかげです。
なので、自分が好きなこと、ドキドキ・ワクワクすること、好奇心が刺激されたことは、ドンドン楽しんで行きましょう。
好きな音楽を聴く
好きな音楽を聴くと気分がリラックスしたり、ゾクゾク鳥肌が立って感動したり、ドキドキで興奮したりしますよね。
それは好きな音楽を聴くことでも大量のドーパミンが分泌されるからなんです。
なので、勉強や仕事でやる気を出すために好きな音楽を聴く人が多いのは、これが理由です。
また、あまり好きでもない音楽を聴くことではドーパミンは分泌されないので注意です。
【音楽でドーパミンが分泌するについての詳細】【幸せホルモン】好きな音楽を聴くとドーパミンが出てドキドキ・ワクワクする!
他人と接してオキシトシン分泌を増やす
他人との絆や信頼、愛情を作るホルモンとして知られているオキシトシン分泌を増やすことでドーパミン分泌も増やすことができます。
オキシトシンは他人との接する中で五感の刺激を受けることで産生されて、脳にある側坐核まで運ばれます。
そして、オキシトシンが側坐核を刺激してドーパミン分泌を即し、他人と接することを楽しいと感じています。
オキシトシンについては詳しくまとめてあるので気になる方は次のリンクを参照してください。
ワーキングメモリを鍛える
ワーキングメモリとは、意味のある情報を脳内に一時的に保持しつつ適切に操作する脳機能のことを言います。
このワーキングメモリの研究では、ワーキングメモリが強い人はドーパミンが多く、逆に弱いワーキングメモリの人はドーパミンが少ないことがわかっています。
なのでワーキングメモリを鍛えて強くすれば、ドーパミン分泌を増やすことができます。
また、ワーキングメモリが強い人は、頭が良くなって勉強や仕事で大きな成果を出しやすくなるので、その点でもメリットが大きいです。
【ワーキングメモリについてまとめ】勉強や仕事ができる人はココが違う!脳機能のワーキングメモリ(作業記憶)とは?
チロシンが多い食事を摂取する
ドーパミンを増やしたいのに、そもそもドーパミンを作る栄養素不足では意味ないですよね。
ドーパミンを作る栄養素は「チロシン」というアミノ酸です。
このチロシンを含む食品には、肉類や魚介類、卵や乳製品、豆類などのたんぱく質に多く含まれています。
なので普通の食事ならチロシンは不足しませんが、食事制限をするダイエットなどでは不足するかもしれません。
ドーパミン不足ではダイエットも上手くいかないので、チロシン不足には気を使いましょう。
【ドーパミンの栄養素について詳しく】【幸せホルモン】ドーパミンを増やす栄養素「チロシン」と「フェニルアラニン」
ドーパミンサプリやムクナ豆を摂取する
普段から少食で栄養が不足しがちの人や、ダイエットでカロリー制限をしている人は、チロシンが不足するかもしれません。
そんな方たちはドーパミンを増やすサプリメントを飲む方法がおすすめします。
ドーパミンを増やすサプリは「チロシンサプリ」や「フェニルアラニンサプリ」があるのですが、一番はムクナ豆という天然素材の食品です。
このムクナ豆は天然素材なので副作用は何にも関わらず、ドーパミン不足で起きる病気のパーキンソン病の治療に使われるほどの効果があります。
【ドーパミンを増やすサプリを紹介】【幸せホルモン】ドーパミンサプリとムクナ豆おすすめ5選!無気力やADHD、パーキンソン病も改善!
【ドーパミンまとめ】神経伝達物質のドーパミンとは?
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