【性格診断】ビックファイブの診断に高い信頼性がある理由

性格心理学

世の中には科学的な根拠に乏しい占いや心理テスト、自己分析、性格診断などが溢れています。

しかし、性格心理学で活用される性格診断のビックファイブは違います。

ビック・ファイブは脳神経科学や遺伝学、ゲノム学、生物学によって裏付けられた理論であり、「最も総合的で、最も信頼性があり、最も役に立つ分析法」です。

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脳神経科学の研究成果とぴったりリンク

近年の脳神経科学の進歩により、脳の仕組みが徐々に解明されてきています。

この脳科学の進歩を後押したものが、陽電子放射断層撮影法(PET)と機能的核磁気共鳴映像法(fMRI)などの脳画像診断の技術です。

この技術で人が生きたまま、人が目覚めている状態の脳の変化を知ることができ、何を考えている時に脳のどの部分が働いているかなど、脳の構造と機能を確かめることができます。

そして、脳神経科学の研究成果はビックファイブの特性5因子にぴったりリンクするため、脳神経科学によってビックファイブは裏付けされています。

例えば、外向性はドーパミン、神経質傾向はセロトニン、誠実性はワーキングメモリ、調和性はオキシトシンなどと関係が深いことがわかっています。

行動遺伝学とゲノム学で性格に影響する遺伝子とリンク

人間には約2万2000〜3万の遺伝子があると推定されています。

その遺伝子のうち99%の部分は他人との共通部分で遺伝子はみんな同じで、他者と自分の個体差は残りの遺伝子1%によって生まれています。

この遺伝子の1%の違いの研究が行動遺伝学やゲノム学で盛んで、病気にかかりやすさ、特定の薬品への反応、特定の心理的問題への弱さなど、性格にも遺伝子が影響していることがわかりました。

例えば、ドーパミンD4受容体(DRD4)という遺伝子やセロトニン・トランスポーター遺伝子などの遺伝子は性格に関係するものです。

生物学では性格は環境に適応した先祖の名残とリンク

動物は自分がいる環境で生き残って、多くの子孫を残すために、進化して自分を環境に適応します。

例えば、光がない洞窟内で生活する生き物は、目が退化する代わりに触手が発達するように、環境に不要な機能を環境に適した機能に体の一部を進化させています。

動物の進化と同じように、人間の性格がこれまで自然淘汰されてこなかったのは、それが人間社会で生き残り子孫を残すために必要な性格だからです。

性格特性の外向性が強い人の先祖は、食べ物を求めて場所を移動しながら生き残ってきた個体で、大昔に旅をするのは死の危険が大きかったでしょう。

そのため、外向性が強い人の特徴は、子孫を多く残すために社交的でセックス好き、強い刺激を求めて活動的だが短命という特徴があります。

逆に内向的な人の先祖は、食べ物を求めて移動することなく生き残った個体で、狭いコミュニティ内で生活してました。

なので、内向的な人は社交的でないが身内とは積極的に会話をしますし、活動範囲が狭く、あまり刺激を求めません。

このように現代人は先祖の生活の名残を性格として引き継いでいるため、先祖と同じ言動をすることが自分をポジティブなこと感じています。

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