人に好かれる子になって欲しい!思いやりのある優しい子供の育て方

人間関係, 教育・習い事

子供には思いやりのある優しい子に育って、他人を助けられる人間になって欲しい、多くの親友やパートナーと出会って幸せに生きて欲しいと親は子供の将来を願っています。

でも、どうしたらそんな子供に育てることができるのでしょうか?

今回はそんな疑問に答えるために、思いやりのある優しい子供の育て方にはどんなものがあるのか紹介していきます。

子育ての参考にぜひ活用してみてください。

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思いやりとは何か?

思いやりとは何かと考えたとき、思いやりの感じ方や捉え方は人それぞれです。

例えば、友達や恋人の誕生日を祝ってあげたいと思ってお店でケーキのサプライズをする人がいますが、その友達は目立つことが苦手で盛大に祝われることが嫌いなら、その年の誕生日は嫌な思い出となります。

昔から「自分が不快に思うことは他人にはしてはいけない」と教育されますが、裏を返せば「自分が嬉しいことは他人も嬉しいと思う」という考えにならないだろうか?

「サプライズは自分がされると嬉しいから相手も喜んでくれるだろう」と考えるのは、実は思いやりではなく自己中心的な考えです。

「その人のためになるから」と良かれと思ってやった言動の結果、相手にしてみたらおせっかいなこと、心配りが足りない中途半端な思いやりは却って相手に迷惑となります。

そのため、「思いやりのある行動はこれだ」となかなか断定することはできないため、思いやりがあり優しい人に子供を育てることは難しいと感じます。

私が考える思いやりの3つの条件とは次のようなものだと思います。

  • 相手の価値観や考えを尊重して押し付けないこと
  • 相手の心を汲み取ること
  • 相手の身体的・精神的なサポート役になって、相手の利益のためにつくすことに喜びを感じること

思いやりに必要な3つのことを強化するための思いやりがある優しい子供の育て方を次に紹介していきます。

【関連】「優しいが思いやりがない!?」優しさと思いやりの明確な違い

メンタライジングの訓練をして思いやりの育てる

 

思いやりがある優しい子供に育てるために一番大事なことは「他人の心を推理する能力であるメンタライジングを訓練する」ことです。

そして、このメンタライジングすることを幼い頃からしつけて、子供に他人の気持ちを考えた上での言動を心がける癖を身に付けることが大事です。

よくあるメンタライジングの訓練するしつけの方法は次の通りです。

  • 自分がされて嫌なことは他人にしてはいけない。
  • 弱い者いじめはしてはいけない。(弱い者に優しくしなさい。)
  • 相手の立場になって考えるなさい。
  • 他人に何かしてもらったら「ありがとう」と感謝しなさい。

以上のことを意識して子供をしつけ、正しい言動を子供がした時は褒めて、誤った言動は何がイケなかった明確に伝えて叱ることが大事です。

例えば、子供を叱る場合、親は感情的にならずに冷静な口調で「何がダメだったのか」「どんな言動が他人を傷つけるのか」を、子供に分かるように理由をしっかり説明をして、自分本位過ぎる言動を注意します。

また、他人の心を推理するメンタライジングの訓練で思いやりの心を育てる方法には次のものがあります。

読書で多様性を身に付ける

主観というフィルターを通してみた自分の世界や尺度だけで状況を判断することは、人間関係やビジネスでも重大な過ちを起こすリスクを高めます。

そのため、メンタライジングをすることが大事になりますが、子供の読書習慣を身につけさせるとメンタライジングを鍛える訓練になります。

なぜなら、読書は短時間にいろんな立場や性格の登場人物と出会うことができ、物語の展開によってそれぞれの登場人物の価値観や考え、感情の変化が事細かく描写されるからです。

また、読書を通して色んな価値観や考えを持った人たちが、妥協点を見つけながら問題を解決していく様や、仲違いをして関係が終わってしまう結末を知ることで、良い行いと悪い行いを学ぶこともできます。

他にも読書は幅広い知識を得ることができて、子供の好奇心を刺激して視野を広げてくれるため、色んな人たちと交流を持ちたいと思うのでオススメです。

【関連】語彙が増える・読解力を鍛えるだけじゃない!?読書をする7つのメリット

【関連】読書は収入や学力にプラス効果!読書習慣を身に付けさせる子供の育て方

幅広い世代と交流させる

読書と同じように幅広い世代の人たちと交流することで、いろんな価値観や考え方を知ることができ、人間関係の問題の対処法も学ぶ機会が増えます。

核家族によって子供がおじいさんやおばあさんと触れ合う機会が減りましたが、これによって高齢者にどう接していいか、何を話していいかわからない人が増えたのではないでしょうか?

私もおじいさんやおばあさんと接する機会が少なかったですし、家が山奥だったため親以外の大人と接する機会も少なかったこともあり、今でも年上とうまく交流できないことが多いです。

幼い頃から幅広い世代の人たちと交流していた子供は、いろんな価値観に触れて人間関係に柔軟に対処できるようになるため、幅広い世代と交流した子供は他人を敬う思いやりのある優しい子供に育ちます。

なので、祖父母と一緒に住んだり、習い事やボランティアなどで幅広い世代と交流する機会を作ってあげることは大事です。

心理学やビックファイブを学ぶ

ビックファイブとは、人間の性格を5つの特性に分けて考える性格心理学の診断方法で、5つのパーソナリティ特性を知ることで、その人の大体の価値観や考え方の傾向を知ることができます。

私もビックファイブを学んでその知識を生かすことで、大雑把に「この人はこういうパーソナリティ特性なので、こんな価値観や考え方の傾向が強く、好きなことや嫌いなこと把握しやすい」など、少ない情報から多くのことを知る手助けになりました。

特に感情の起伏がなく表情に変化がない人や言葉数が少ない人と付き合う時、相手から伝わる情報が少なくどんな人か理解しづらい時などに効果的な対応ができます。

また、心理学では人間の行動原理を理解する法則がいくつかあるので相手を知るための参考にできます。

【関連】最も正確な性格・自己分析!!パーソナリティ5因子モデル「ビックファイブ」とは?【性格心理学】

【関連】インフルエンサーになる!!人の行動原理を理解する10つの心理学の法則

親子のスキンシップを大事にして優しさを育てる

育児では親子のスキンシップが大事だと言われていますが、それはスキンシップをとることで子供とスキンシップをたくさんとることで愛情ホルモンとも言われる「オキシトシン」の分泌を即すことができるからです。

親子のスキンシップでオキシトシンを分泌する効果は次の通りです。

  • 親子の愛情が深まる。
  • 社会性が高まる。
  • IQが高まる。
  • ストレス耐性が上がる。
  • 共感力が高まる。

優しさとは共感することで、他人の辛い経験による悲しみを共有して支え合うことなので、子供を優しい育て方は共感力を高めるオキシトシンの分泌を即すことです。

特に幼い子供とのスキンシップは、脳の成長や能力、性格など子供の将来に大きな影響を与えるため、10分以上のスキンシップを意識してとり、オキシトシンの分泌を増やすことが大事です。

(※特に男の子は女の子よりもオキシトシンの分泌量が少ないので、男の子は多くスキンシップをとる必要があります。)

また、子供が甘えん坊になって自立ができないと考える人も多いと思いますが、逆にスキンシップをたくさんとることで自立が即されます。

これはオキシトシンの効果で親子の信頼関係が強まり親が子供の安全地帯となることで、「失敗をしても守ってくれる人がいる」「自分を信頼してくれる人がいる」と強い安心感を子供は持てるため、勇気を持って社会でチャレンジできるからです。

逆にスキンシップが少なく子供に安全地帯がない場合は、他人を信頼できないため攻撃的だったり、衝動性が強い傾向があります。

子供が中学、高校になって非行に走ることがありますが、これも子供が大きくなったことで親子のスキンシップが足りなくなり、気軽に問題や悩みを親に相談できないことが原因のように思います。

そして、視野が狭い子供が頼るのは、問題が解決できないけど共感してくれて優しい友人や自分のことだけを考える恋人やSNSを頼ってしまい事件に巻き込まれます。

人生の問題や悩みは子供が大きくなるほど増えていくため、そんな時に子供が素直に相談できる為にも親子のスキンシップは大事にしないといけません。

ペットを飼う

共働きで子供とスキンシップを取れる時間がないという人も多いと思いますが、ペットを飼うことで、オキシトシンの分泌を促進することができます。

また、ペットを飼うことを通じて、言葉が通じないペットの気持ちを考える癖がついたり、命への責任と大切さを学ぶことができます。

【関連】愛情・絆・信頼・思いやりに関する幸せホルモン「オキシトシン」とは?

思いやりがあり優しい人たちと子供を交流させる

性格心理学のビックファイブで思いやりがあって優しい人である調和性の傾向が強い人は、他人に尽くすための仕事を選んだり、ボランティア活動をしている人が多いです。

これは調和性が強い人は、他人に尽くすことで相手が喜んでいたり、感謝されることに満足しやすい性格だからです。

そんな調和性が強い人との交流することは、子供の成長に良い刺激を与えてくれるため、そのような人たちが多い他人へ尽くす仕事やボランティア活動を子供にやらせましょう。

そうすると交流を通して、子供は他人への思いやりがあり優しい接し方を学んだり、他人から感謝される機会も増えて自信がついたり、他人へ親切にする意義を感じることができます。

 

実際に私の知り合いでガールズスカウトでボランティアを長年やっている女性がいるのですが、思いやりのある優しい女性で、大人から子供まで関わった人たちみんなに好かれています。

なので、思いやりがある優しい子供に育てたいなら、習い事でボランティア活動をさせることも選択の一つです。

【関連】社会性とコミュニケーション力を高めて物怖じしない子供の育て方

ワーキングメモリを鍛えて良好な人間関係を維持する

他人と良い関係を築いて維持し続けるには、自分自身が衝動的にならずに感情のコントロールをして自制できることが大事です。

なぜなら、他人との交流は自分にとって良いことと悪いことが含まれるため、自分が気に入らないことで一々キレていては人間関係は成り立ちませんし、良い関係性を自分で壊してしてしまいます。

このような自体に子供をさせずにすむ思いやりある優しい子供の育て方は、ワーキングメモリを鍛えることです。

ワーキングメモリの働きが強い人は弱い人に比べて、思考力や想像力、記憶力に優れ、自制できて感情のコントロールができます。

つまり、ワーキングメモリを鍛えると自分の欲求を抑えて相手に寄り添った態度を維持することに役立ち、優れた思考力と想像力、記憶力によって相手の心を読むメンタライジングを働かせやすくなるということです。

ワーキングメモリを鍛える方法でオススメなのが、子供の習い事をピアノにすると効果的にワーキングメモリを鍛えられ、できれば数年の長い期間続けることです。

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