精神的なバランスに影響する!!幸せホルモン「セロトニン」とは?

2017-05-16セロトニン

日本ではうち病などの精神病が流行っていますが、それは日本人がセロトニン不足になりやすいことが原因と言われています。

そのため、幸せホルモン「セロトニン」が注目されていますが、一体セロトニンとはどんなもので、人にどんな影響があるのでしょうか?

そこで今回は、幸せホルモン「セロトニン」とはどんなものか紹介していきます。

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幸せホルモン「セロトニン」とは?

セロトニンとは「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」と並んで三大神経伝達物質のひとつとして知られており、セロトニンはドーパミンとノルアドレナリンの働きを調節する働きがあります。

それぞれの神経伝達物質の働きは以下です。

  • セロトニン:ドーパミンやノルアドレナリンの働きを調節する。
  • ドーパミン:快感を与えて意欲を与える。
  • ノルアドレナリン:神経を興奮させて恐怖や不安にさせて闘争・逃走反応を引き出す。

セロトニンが十分に分泌していれば、異常な興奮や感情の起伏を抑えて精神のバランスを取ってくれる作用があるので、幸せホルモン「セロトニン」とも言われます。

逆にセロトニンが不足してしまうと精神のバランスが取れないため、衝動的なって依存症になったり、情緒不安定でネガティブになりやすいので、うつ病といった精神病になるリスクを高めます。

これはパーソナリティ5因子モデル「ビックファイブ」の神経質傾向や誠実性の性格特性にセロトニンが強く影響しているためで、依存症的な人、神経質な人、情緒不安定な人、自信がない人などの性格にセロトニンは影響を与えています。

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セロトニン・トランスポーターの働きがセロトニンの影響力を決める

セロトニンは脳内の情報神経伝達物質なので、脳を構成する神経細胞(ニューロン)どうしの間で受け渡しされます。

セロトニンで情報の伝達を行うときシナプスにセロトニンは放出されますが、その中で受け取られなかったセロトニンが出てきます。

そのセロトニンを回収する役割を持っているものが「セロトニントランスポーター」というものです。

Serotonin-Transporter

                            引用元|http://www.xn--49sw5hh3yba.net/

人の性格に違いが生まれるのは、このセロトニントランスポーターの回収効率の良し悪しによって決まっており、「セロトニン・トランスポーター遺伝子」によって個人差があります。

具体的にはセロトニン・トランスポーター遺伝子には、情報の文字数が多い「L遺伝子」と情報の文字数が少ない「S遺伝子」があり、遺伝子は両親から1つずつ受け継ぐのため、人は2つの遺伝子が合わさった遺伝子を持っています。

そして、人間は「S遺伝子」「L遺伝子」の組み合わせで、LLタイプ、SLタイプ、SSタイプの3タイプに分類されます。

研究によってS遺伝子を持つ人は神経質傾向が強いことがわかっているため「LL→SL→SS」の順に性格特性の神経質傾向が強くなっていきます。

日本人はこのSSタイプの人が最も多い民族なため、外国人と比べて真面目で慎重な性格ですが神経質で自信がない人が多く、日本人はセロトニン不足でうつ病になりやすい民族です。

ちなみに、民族によって遺伝子の割合が異なるようで、アフリカ→欧米→アジアの順に神経質傾向が強まっていくという話もあります。

セロトニンの分泌を増加させよう!!

セロトニンの不足が衝動的な人、神経質な人、情緒不安定な人、自信喪失している人など性格に影響を与えている原因であるが分かりました。

そのため、自分の性格に悩んで改善したい人は、セロトニンの分泌を増加させることで改善させることができます。

そこで次回は、セロトニンの分泌を増加させる方法を紹介していきます。

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