「自分の強み」を明らかに!ポジティブ心理学の「VIA・強みテスト」簡略版まとめ
ポジティブ心理学で開発された「VIA・強みテスト」を紹介します。
「自分の強み」を発見したい人、もっと自分について知りたい人は、是非テストを受けてみてください。
VIA・強みテストとは
従来の心理学は、ダメージを修復して症状をマイナスからプラスに改善するためのものでした。
ポジティブ心理学は、より人生を豊かにするためのもので、プラス状態ををさらに高めることが目的です。
そのためにポジティブ心理学によって自分の強みを発見し、その強みを日々有効に使うことを考え、自分自身の創意工夫で幸せな人生を多くの人が手に入れることを期待してます。
そこで自分の強みを知るために、ポジティブ心理学の第一人者であるクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が開発したのが「VIA・強みテスト」です。
VIA・強みテストの6つの美徳と24種類の強みについて
VIA・強みテストでは、多くの社会・文化で見られる6つの美徳と24種類の強みを定めています。
6つの美徳には、それぞれが個別のルートを持っています。
例えば、ある人は勇敢さ、忍耐力、誠実さ、熱意がある人は勇気という美徳を発揮するといった感じです。
またポジティブ心理学での「強みとは何か?」について、3つの判断基準があります。
1番目は、強みは「性格の特徴である」ということです。
さまざまに異なる状況で長期にわたって見られる心理的特徴であり、一場面で一度きりの親切心は、強みとはいえません。
2番目は、強みは「それ自体が正当なものとして評価を受ける」ということ。
昇進など明らかな利益となる結果を生み出さなくても、強みはそれ自体が評価されるもの。
3番目は、強みは「生まれたばかりのわが子に向けられる両親の願いにも似ている」ということ。
愛情、誠実、勇気など、それ以上の正当化の必要のない理想の状態は、強みと言えます。
VIA・強みテストで「自分の強み」を発見する
では、実際にVIA・強みテストを受けて、「自分の強み」を発見してみましょう。
ここで紹介するVIA・強みテストは簡略版となります。
強みの説明も書いて記事が長くなるので、それぞれ6つの美徳に分割してます。
- 美徳の「知恵と知識」の強みテストを受ける。
- 美徳の「勇気」の強みテストを受ける。
- 美徳の「人間性」の強みテストを受ける。
- 美徳の「正義」の強みテストを受ける。
- 美徳の「節制」の強みテストを受ける。
- 美徳の「超越性」の強みテストを受ける。
(無料登録が必要ですが、完全版でテストを受けたいなら「VIA研究所のVIA-IS」へ飛んできださい。設問は全部で120問ありますが、10〜15分ほどで終了することができます。)
とっておきの自分の強み
「VIA・強みテスト」簡略版を受けた結果、自分の24の強みの得点がでたと思います。
その24の強みの得点の高い方から低い方へと順位づけします。
強みテストの得点で9点か10点は、自分の上位の強みとなります。
また強みテストの得点が4点から6点(あるいはそれ以下)の範囲に収まる項目がいくつかあると思います。
それらがまだよく発揮されていない自分の強みとなります。
また、VIA・強みテストの結果にピンとこない、実感がわかない人もいるでしょう。
そういう場合は、次の質問に「1つまたは1つ以上当てはまる強み」は、とっておきの強みと言えます。
- これは自分にしかない本物の強みだ。
- この強みを発揮するとわくわくする。
- この強みを最初に試したとき、それがすぐさま身についていくのがわかった。
- この強みが活用できるようになる新しい方法を続けて習得したい。
- この強みを活用する方法をぜひとも見つけたい。
- この強みをどうしても活かす必要がある。
- この強みを活用していると、疲れを感じないで元気でいられる。
- この強みを生かして自分にしかできないことを作り出し、実行したいと思う。
- この強みを活用していると、喜び、強い興味、熱中、そして恍惚を感じる。
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