多種多様なヨーグルトはどう比較する?ヨーグルトの選び方
現在では健康志向の高まりによってスーパーやコンビニなどで、さまざまな種類のヨーグルトが販売されています。
ただ正直、ヨーグルトの種類が多すぎて何を選んだらいいか分からないという人も多いのではないでしょうか?
そこで多種多様なヨーグルトをどんな風に選んだ方が良いか紹介します。
乳酸菌やビフィズス菌の効果でヨーグルトを選ぶ
ヨーグルトを選ぶときのポイントの一つは、乳酸菌やビフィズス菌の効果を見極めて自分の目的にあったものを選ぶことです。
ただヨーグルトには花粉症に効く、免疫強化でインフルエンザに効く、高血圧改善など、菌株の具体的な効果について表示されていません。
これは健康食品は医薬品と違って、病気の治療・予防を目的として作られたものではなく、医薬品医療機器等法(旧:薬事法)によって定められているからです。
ただ各ヨーグルトメーカーの公式ページには、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌についての効果を実証する研究成果を報告しています。
なので、ヨーグルトを買うときは、まずヨーグルトメーカーの公式ページなどを参照して菌株の効果を確かめてからヨーグルトを選びましょう。
トクホマークや機能性表示食品の表示があるヨーグルトを選ぶ
ヨーグルトは特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品の表示があるものを選ぶのがポイントです。
なぜなら、トクホはヨーグルトの乳酸菌などの成分の有効性、安全性、品質など科学的根拠を示すことで消費者庁が厳正な審査をして初めて表示を許すものだからです。
また、ヨーグルトに「お通じ改善に役立つ」「おなかの不快感をやわらげる」といった機能性表示がされています。
この機能性表示食品も科学的根拠を基づいた機能が期待できるものを消費者庁が表示を許可したものです。
ただ機能性表示食品はトクホと違って、消費者庁の個別審査を受けたものではありません。
なので、ヨーグルトを選ぶなら一番は「トクホ」で、次に機能性表示食品のヨーグルトを選ぶのがおすすめです。
継続して摂取しやすいヨーグルトを選ぶ
善玉菌が優位な腸内環境を保つためには、乳酸菌を含むヨーグルトを一度に大量に摂るのではなく、毎日ヨーグルトを摂るこの方が大切です。
なので、自分にとってできるだけ継続して摂取しやすいヨーグルトを選ぶのがポイントです。
例えば、継続して摂取するためのヨーグルトを選ぶ基準には次のようなものがあります。
- 入手しやすさ・販売店(近くのスーパーやコンビニ、ネット通販)
- 価格
- ヨーグルトタイプ(大型タイプ、小分けタイプ、ドリンクタイプ)
- 食べやすさ・成分(無脂肪、加糖なし、オリゴ糖入り、果肉入り)
他にもヨーグルトを買わずに自家製ヨーグルトを作る方もいます。
継続してヨーグルトを食べる場合は、長いスパンで考えると自家製ヨーグルトの方が価格は抑えられて経済的です。
また、乳酸菌やビフィズス菌を摂取した方がいいのはわかっているけど、そもそもヨーグルトが苦手な方はサプリメントを利用する方法もあります。
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