習慣化についてのまとめ | 簡単に生活習慣を変える方法
「習慣を制するものは人生を制する」といっても過言ではないほど、人間は習慣的な生き物です。
そして、習慣は無意識的に繰り返す行動なので、習慣をコントロールして自分の味方につければ大きな成果を出せます。
なので人生を良い方向に向けたい場合は、良い習慣を身につける必要があります。
そこで本記事は、できるだけ簡単に良い習慣を身につけられるように習慣化についてまとめたので、参考にしてみてください。
人生の45%は習慣
習慣とは、ある行動を繰り返し行うことで、その行動が決まりのようになる行動。
心理学的には習慣は、反復によって習得し、無意識的あるいは少ない心的努力で繰り返しおこなう、固定した行動のことをいいます。
そして、個人の行動もそうですが、国や地域社会、宗教でのしきたりや慣習も同じです。
習慣の研究では、人生の45%は習慣的な行動をしているようで、いかに人間が習慣的な生き物か分かります。
なので、習慣を味方にすれば大きな成果を出せるようになるので、これを理解する多くの成功者は、習慣を大事にしています。
【習慣が人生に与える影響について】人生の45%は習慣!習慣が人生に与える影響
習慣のメカニズム
人間の意識には、普段の意識である「顕在意識」と自分ではコントロールできない無意識である「潜在意識」があります。
脳部位の働きでは顕在意識が前頭葉、潜在意識が大脳基底核です。
そして、習慣は無意識的に行う行動なので、大脳基底核が習慣を作り出している脳部位ということになります。
この大脳基底核は別の指示がない限り、特定のパターンを認識して、それを繰り返すことしか能がないため、習慣作りでは同じ行動を繰り返すことが大事になります。
【習慣のメカニズムについて】習慣のメカニズム!習慣づくりに関わる脳部位の作用
感情に頼ると習慣化に失敗する理由
良い習慣を身につけようとしたとき、「さあ、頑張ろう!」とやる気やモチベーションを上げて張り切ります。
しかし、その意気込みは最初だけで、大体がやる気やモチベーションを上げても失速していき、いつもの習慣に戻ります。
これはやる気とモチベーションが不確かな感情に基づいているからです。
【習慣化に失敗する理由について】やる気とモチベーションを上げてもムダ!感情に頼ると習慣化に失敗する理由
習慣を変えるコツ
習慣化に失敗するのは、最初から大きな変化を求めるからです。
なぜなら、脳はエネルギー消費が激しいため、エネルギー消費を抑えて効率的に使うように最適化されています。
この脳の最適化が習慣という形で表に現れます。
しかし、今までの習慣から外れることで大きな変化を与えた途端に、脳のエネルギー消費は激しくなってエネルギー切れを起こします。
脳がエネルギー切れでは、やる気やモチベーションが高くても、意志の力が強くても頑張ることができないので習慣化に失敗します。
なので、習慣を変えるコツは「小さな習慣」から始めることです。
【習慣を変えるコツについて】大きな変化を脳は嫌う!習慣を変えるコツは「小さな習慣」から始める
習慣を身につける方法
これまでの説明したように習慣化を成功させるには、「感情に頼らないこと」と「小さな習慣から始めること」が大事になります。
さらに「習慣を始めるきっかけ」と「初動を簡単にすること」、「報酬を与えてやる気を高めること」などを習慣化のプロセス加えます。
以上のことから習慣化プロセスを6ステップに分割して、習慣を身につける方法を紹介します。
【習慣を身につける方法について】やる気も意志力もいらない!簡単に新しい習慣を身につける6ステップ
習慣化の成功と失敗を判断する目安
小さな習慣から始めると、苦痛なく継続して行動できるようになるので、本当に習慣化できているのか分かりにくくなります。
そんな時に習慣化が成功しているのか、まだ習慣になっていないのか判断する目安が必要になります。
そこで実際に習慣化に成功すると、どのように感じるのか紹介します。
【習慣化の成功と失敗を判断する目安について】習慣化に成功するとどう感じる?行動か習慣か判断する目安
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません