自分をコントロールできて努力家!意志力がある誠実性が強い人の特徴
仕事で責任感を持ってまじめに働く人、時間に正確で約束を守れる人、自分の目標達成のために倹約する努力家な人、誰にも支持されないで自主的に勉強したりスキルを磨いたりできる人。
このような社会生活で理想的な性格を持つ人たちは、ビックファイブの誠実性が強さを持つ人に共通する特徴で、自分をコントロールすることが上手い人たちです。
自制心や意志が強く自分をコントロールできる
誠実性が強い人は自制心や意志が強い人で、自分自身を厳しく律することができ、まじめできちんとした性格が特徴です。
世の中には美味しい食べ物、綺麗な服や靴、バック、楽しい遊園地やレジャーなど、人を誘惑するものがたくさんあり、私たちは一瞬の快楽を得るために暴飲暴食や衝動買いをしてお金を浪費しがつです。
また、お酒やタバコ、ギャンブル、、風俗、薬物など依存性が強いものに手を出して自滅しています。
誠実性が強い人は、自分をコントロール(セルフコントロール)をして、感情や思考、行動のコントロールができるので、たとえ世の中の誘惑が強くても衝動的になりません。
まじめで責任感のある信頼できる人
自制心や意志が強い人は、セルフコントールができるので、衝動的に行動することがないので、周囲からはまじめな人だと思われます。
まじめできちんとした性格をしているので、任された仕事は責任を持って取り組みますし、時間も約束も守る信頼できる人です。
自分が設定した基準に従う
誠実性が強い人は、自分を律するために目標や計画、ルールを自ら設定して厳格な基準を守ろうとする傾向があります。
目標設定して達成するまで努力することができるため、先進的な社会では誠実性が弱く衝動的な人よりも有利に働きやすい性格の特徴です。
ただ、あまりに自分が設定した目標や計画、ルールといった基準を守ろうとするあまりに、強迫性パーソナリティ障害や摂食障害になることもあります。
柔軟な対応やアドリブができない
目標を設定して努力できる誠実性が強い人は、IQ(知能指数)が高く頭が良いように思うかもしれませんが、実は誠実性の強さとIQはわずかにネガティブ相関します。
つまり、誠実性が強い人は誠実性が弱く衝動的な人よりもIQが低く、そのIQの低さをカバーするために努力してパターン化したり、効率化を図ったりして、結果的にIQが高い人に勝っています。
しかし、パターン化してない予測不能な事態に陥ったり、手順通りにいかないことに遭遇すると、IQが低いので柔軟な対応やアドリブがきかないという特徴があります。
節約する倹約家
誠実性が強い人は自制心があるので、あまり衝動的にならないため、あまりお金を使うことがありません。
また、自分の目標や計画、ルールといった基準によって行動を決定するので、お金の使い方も計画的で意味のないことにお金を使いません。
そのため、誠実性が強い人はお金を節約する倹約家で、生活に無駄がないのが特徴です。
仕事で成功しやすい
職業成功の基準、仕事の熟達度評価、昇進のスピード、収入、訓練完遂度評定など、数十にのぼる研究で誠実性と仕事での成功の関係を調査すると、多かれ少なかれポジティブな相関がありました。
さらに職業に関係なく、専門職、マネージャー、セールスマン、警官、ルーチンワーク的な仕事においてもポジティブ相関は等しく現れます。
つまり、成功の定義や職種に関係なく、誠実性が強いほど仕事で成功する可能性が高いです。
自主的に行動する努力家
成功者に共通する能力である「GRIT(やり抜く力)」ですが、このGRITに欠かせないのが粘り強く努力することです。
粘り強い努力には、目標達成のために自制心や強い意志を働かせることが必要ですが、その点で誠実性が強い人はGRIT(やり抜く力)があります。
自分で目標を設定してこつこつと自主的に学習して知識を増やし、実戦的にスキルを磨き続ける努力家な誠実性が強い人は、どんな職種でも成功するのは必然です。
強すぎる誠実性と精神病
これまでの説明で強い誠実性がもつ性格的特徴は、現代社会でメリットばかりのように思います。
しかし、強すぎる誠実性によって強迫性パーソナリティ障害(OCPD)や摂食障害になることもあり、メリットが生活に悪影響をもたらすデメリットになります。
詳しくは別の記事があるので読んでみてください。
【誠実性まとめ】性格診断「ビックファイブ」の誠実性まとめ
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