好奇心重視の子育てや教育の副作用!好奇心が持つデメリット
好奇心を重要視する子育てや教育が必要だと考えられていますが、そのとき好奇心が持つメリットばかり注目されがちです。
好奇心旺盛であることのデメリットにもしっかり目を向ける必要があります。
好奇心はときに危険を即す
特に子供にとって世界は未知との遭遇の連続です。
そのため、子供は好奇心旺盛ですが、ときに好奇心が仇となって自ら危険に飛び込むことがあります。
アメリカのような銃社会では自己防衛の文化なので、銃の携帯や家に保管していることがあります。
アメリカでは家に保管してある銃を見つけた子供が、ドラマや映画などのマネなどして遊んでいるうちに暴発事故が起きています。
2007年では銃の誤射によって命を落とした子供は122人、怪我をしたのは3060人に登っており、その数字は減ることはないとか。
事故にあった子供たちは学校や家庭で銃の危険について繰り返し言い聞かされていたにも関わらず、事故が起こしています。
つまり、好奇心が刺激されると危険だと認識していても危険な行為をするということです。
これは銃だけはなく、好奇心をくすぐるものなら危険だろうが関係なく、危険な場所に行く、危険なチャレンジする、危険な実験する、薬物を試すなども同じです。
ただ単なる拡散的好奇心が知的好奇心に成長したなら、その人が得た知識や技術は世の中のためになるので、好奇心を持つことがダメだとを言えません。
非常識になる(差別の対象になる)
好奇心を持つ人は、好奇心を刺激してくれる物事が好きなので、多様性を好む傾向にあります。
同時に多様性を阻害するルールや慣習、伝統的で画一的な組織、予測しやすい同じパターンなどを嫌います。
なので、普段から自分を縛るものを意識しないか避けるため、ときに非常識な言動を行います。
この好奇心の特性は時代や環境によっては差別される対象にもなります。
例えば、中世ではカトリック教会がヨーロッパの人々の生活を掌握していたので、隠されたものを見たい、知りたいという好奇心は神聖な権威に逆らうことであり、好奇心は悪だとされていたとか。
これはアダムとイブの失楽園の物語によって戒めとしてあります。
現代でも慣習を好むような頭が硬い人がおり、そういう人が権力を持っていると差別の対象になりやすいです。
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