フリーランスや副業で個人で稼ぐ時代に必須!好奇心まとめ

2019-08-09まとめ,CQ(好奇心)

最近では”個の時代”なんて言葉が一部で流行っているように、会社に一生をささげるという仕事の在り方から個人で稼ぐという社会になりました。

しかし、自由な働き方に憧れても個人で稼ぐ能力がないと競争には生き残れないため、勉強しない大人ほど仕事がないという状況に。

そんな時代に重要なのが、自主的に学習を即す「好奇心」です。

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好奇心(CQ)とは

好奇心(CQ:Curiosity Quotient)とは、「知りたい」という欲求、物事を探求しようとする根源的な心で、心理学的には「認知欲求」とも言われます。

この好奇心を人が持つと、その対象である未知のものを知りたいと考えて、自発的に新しいことにチャレンジしたり、知識を学ぼうとします。

そのため、子育てや教育でも注目されています。

また、好奇心の研究では「人間の好奇心は個性ではなく状態である」という結果が出ており、好奇心は環境によって大きく左右されます。

つまり、現在のあなたが好奇心が有ろうが無かろうが、あなた次第で好奇心を豊かにもなるし、枯渇することにもなります。

人間と動物を分ける「知的好奇心」

動物にも好奇心はあるとされていますが、人間のような知的好奇心は育たないようです。

スー・サベージ・ランボーの研究では、コンゴに生息するボノボに記号を使ったコミュニケーション方法を教えていました。

この研究で天才ザルであるカンジは、優れた言語能力を発揮して200以上の言葉を覚え、さらにキーボードを打って文字でコミュニケーションを取ることができました。

しかし、どんなに天才ザルで知能が高くても人間と決定的に違う点があります。

それは「なぜ?」と問いかけることで、カンジは「どうしてそんな質問をするのか」「自分は何者か」「人間とは」「研究所の外はどんな世界か」といったことや冷蔵庫が使えても冷蔵庫の仕組みに興味を示しません。

つまり、人間と動物を分けるのは「知的好奇心」であるとも言えるかもしれません。

社会格差は好奇心格差で生まれる

収入格差が教育格差を生み、教育格差が収入格差を生むという相互作用があることは誰でも知っています。

ただ教育格差に悩んでいても、現在では学ぼうと思えば無料で学ぶことができるサービスがあります。

収入格差においても、これから社会で活用される新しい産業であるAI、IoT、VR/AR、ドローン、電気自動車、ゲノム編集、3Dプリンターなどを学べば収入の格差もなくなるでしょう。

なので教育格差も収入格差もあってないようなものであり、乗り越えるべき壁は知識に無関心でいるか関心を持つかです。

つまり、社会格差は好奇心格差によって生まれるということ。

【好奇心格差について】貧困が教育格差の原因は間違い!?好奇心格差が社会格差を生む

好奇心が生まれるメカニズム

教育によって子供の好奇心を育てたいと考えたなら「どうすれば好奇心が生まれるのか?」と、その仕組みを知る必要があります。

また、大人でも「自分には好奇心がない」と思う人でも、好奇心を生み出すメカニズムを利用すれば、学ぶことが楽しくなるかもしれません。

では好奇心が生まれるメカニズムについて紹介します。

【好奇心が生まれるメカニズム】自主的に学ぶ教育のヒント!好奇心が生まれるメカニズム

好奇心の3つのタイプ

好奇心は「拡散的好奇心」「知的好奇心」「共感的好奇心」の3つのタイプに分けることができます。

拡散的好奇心とは人間が生まれもつ知りたい欲求で、子供から大人まで持つ普通の好奇心のことです。

そして、拡散的好奇心は自ら難しい課題に取り組むなどして努力することで、知的好奇心や共感的好奇心に変化します。

【好奇心の3つのタイプについて】好奇心の3タイプ「拡散的好奇心」「知的好奇心」「共感的好奇心」とは?

好奇心に関係する性格

性格心理学で最も信頼できる性格診断「ビックファイブ」で、好奇心に関係する性格特性があります。

それは「経験への開放性」という性格特性で、強い経験への開放性を持つ人は、プロの芸術家や発明家に多い傾向があります。

これは経験への開放性が「拡散的思考能力が高い」ことで、新しい創造物を生み出すことができるからです。

さらに発明家では専門知識が不可欠なので、知的好奇心が高くないとテクノロジーなどでイノベーションを起こせません。

【経験への開放性まとめ】性格診断「ビックファイブ」の経験への開放性まとめ

知的好奇心を高めるメリット

子育てや教育分野で「好奇心を重要視する教育」か「従来の教育」か、どちらが優れた教育か議論になります。

専門家の間でも好奇心を過大評価したり、逆に過小評価したりと意見が分かれますが、どちらもメリットとデメリットが存在します。

そこで好奇心を重要視する教育で、好奇心を高めることにどんなメリットがあるのでしょうか?

【知的好奇心を高めるメリットについて】子育てや教育で注目される!知的好奇心を高めるメリット

好奇心が持つデメリット

好奇心を重視する子育てや教育が必要だと考えられていますが、好奇心のメリットばかり注目されがちです。

あまり知られていませんが好奇心にもデメリットがあり、知らないよりは知っておくことが大事です。

【好奇心のが持つデメリット】好奇心重視の子育てや教育の副作用!好奇心が持つデメリット

好奇心旺盛な人の特徴

好奇心旺盛な人は、自分の好奇心を刺激してくれるモノが大好きです。

これは物事や人物でも同じで、新しいものやサービス、変わったもの、変わり者、今までにないパターンなど、好奇心の対象は幅広く探求します。

また自分の好奇心を邪魔する組織、慣習、ルールを嫌うので、自分を縛るものをあまり意識しないので、ある意味で自由人です。

なので、好奇心旺盛な当人も非常識な言動を行うため変わり者だと思われます。

【好奇心旺盛な人の特徴について】知的好奇心や共感的好奇心が強い人とは? 好奇心旺盛な人の特徴

好奇心がない人の特徴

好奇心がない人は好奇心旺盛の人とくらべても普通の人です。

自発的に学ぶことがないので知識がなく、考える力もありません。

この知識がなく、考える力がないことが、「すべて主観が基準になる」「他人に流される」「時代の変化に適応できない」といった弊害を生まれてしまいます。

【好奇心がない人の特徴について】知的好奇心や共感的好奇心が弱い人とは!好奇心がない人の特徴

好奇心を失ってしまう原因

IT技術の進歩によって日々情報の波が押し寄せる時代において、新しいものごとや価値観の変化に目を向けないことはリスキーなことです。

なので、毎日新しいものごとに興味と関心を持って学ぶことが重要で、その鍵となるのが「好奇心」です。

しかし、子供の頃にあった好奇心はいつの間にか失ってしまい、大人になると勉強しなくなります。

そこで大人が勉強しない理由である好奇心を失う原因について紹介します。

【好奇心を失う原因について】大人が勉強しない理由!知的好奇心を失う4つの原因

知的好奇心を高める子育て方法

いつでもネット検索や読書で情報収集することができる社会では、社会格差の原因は好奇心格差にあります。

これは知識に無関心な人は自主的に学ぶことがないので、知的好奇心が高い人と競争すると絶対に勝てないからです。

そのため、安定した社会で子育てをする場合は、子供の知的好奇心を高めることが必須となります。

【知的好奇心を高める子育てについて】自主学習ができる子供になる!知的好奇心を高める子育て方法

好奇心を持ち続ける方法

何でも興味を持って学ぶ好奇心旺盛な人とそうでない人の間で、これからも社会格差は広がっていきます。

もし格差を広げたくないのなら、好奇心を持ち続けて膨大な知識を活かす必要があります。

では好奇心を持ち続けるには、どうすればいいのか紹介していきます。

【好奇心を持ち続ける方法】時代の変化に強い大人になる!知的好奇心を持ち続ける7つの方法

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