何より仕事優先!成功してるのに自ら長時間労働したがる理由
お金に余裕があるのに家族やプライベートを犠牲にして、何よりも仕事を優先する人がいます。
なぜ成功しているにも関わらず、自ら長時間労働をしたがるのでしょうか。
成功してるのに長時間労働したがる理由
シルヴィア・アン・ヒューレットが2004年に実施した調査では、高度なスキルをもち、高報酬を得る専門職回答者の62%が週50時間以上働くと答え、10%は80時間以上働くと答えました。
そして、半数近くが1日平均15時間働く状況が5年以上続いていると答えました。
また、裕福にもかかわらず69%は仕事を減らせば健康を回復できると考え、58%は仕事のしすぎで子供と過ごす時間が取れないとこぼし、46%は配偶者とうまくいっていないと回答。
では、なぜ家族やプライベートを犠牲にしてまで長時間働きたがるのでしょうか?
上司にアピールして出世するため
アメリカの多くの企業では中間管理職をなくす方向に向かっています。
少なく限られた出世のチャンスをもぎ取るために、社員の多くは上司に自分の頑張りを見せつけることが必要だと感じています。
なので社員の中には、長時間働くほど自分がタフで強靭な人間である証明になると考えてる人もいます。
昔は余暇をたっぷり持てることが社会的地位の高さの証でした。
しかし、最近は長時間労働が地位の証であるらしく、自分が会社にとって重要で、欠かせない人間である証拠となるとか。
長時間労働が会社や仕事への献身や忠誠と考える
職場が長時間働くことは会社や仕事への献身と忠誠を表すと考えている場合があります。
こういう職場では雇用する側とされる側のお互いが、長時間労働を奨励し、称賛し、誇示しています。
仕事が非常に重要だと信じて疑わないので、「何よりも仕事第一」だと考えます。
そして、仕事のために多くを犠牲にしている人たちは、自分の行動に一貫性を持たせようとして自分の頑張りを正当化し、自分の仕事はこんなに重要だと言いたがります。
ある調査では、非営利組織で働く多くの人は、長時間労働していると指摘されており、これは志が高い目的のためだからやむを得ないという心理が働くからです。
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