科学的な自己分析法で自分を知る!「自分の強み」や「最高の価値観」の発見法まとめ
これからの時代はAIの普及が見込まれ、誰でも出来るような仕事はAIに置き代わると予測されます。
そのため、これまでの社会的な価値観を見直して、個人の働き方も変えていく必要があり、企業に入社するにしても、フリーランスにしても、「個人の強みを活かせる自分だけができる仕事を見つけることが重要なカギ」です。
でも、「自分の強みって何?」という人も多いでしょう。
そこで科学的な自己分析法を活用して、「自分の強み」や「最高の価値観」を見つけてみましょう。
パーソナリティ心理学の性格診断「ビック・ファイブ」
性格心理学でのパーソナリティ5因子モデル(特性5因子論)とは、人間の性格を5つの特性に分割して性格を理解する性格分析法があります。
また、ビック・ファイブとも呼ばれ、これまでの性格分析法の中でも「最も総合的で、最も信頼性があり、最も役に立つ性格分析法」と見られています。
なぜなら、この分析法は脳神経科学、行動遺伝学、ゲノム学、生物学の裏付けがあるからです。
このビック・ファイブは、人間が誰でも持っている5つの性格特性である「外向性、神経質傾向、誠実性、調和性、経験への開放性」の強弱を知るためのもので、人それぞれ5つの性格特性の強弱の違いが、性格の個人差となります。
なので、この分析法の活用で、自分の強みや向き不向き、伸びやすい能力、病気の可能性、まだ発見できていない自分を知ることができます。
本サイトでは、ビック・ファイブについてまとめてあるので、詳しく知りたい方や簡単な自己診断をしたい方は、書籍が知りたい方はリンクへどうぞ!
【性格診断ビックファイブまとめ】【性格診断】正確な自己分析法「ビックファイブ」まとめ
ポジティブ心理学の「VIA・強みテスト」
ポジティブ心理学は、特定の心の病を治療ではなく、個人や社会を繁栄させる強みや長所を育てることで、人生を充実なものとして心の病気を予防する心理学です。
そのため、ポジティブ心理学の目標や「自分の人生と地球上の持続的幸福を増やすこと」としています。
人生の持続的幸福を実現するには、個々人が社会で必要とされ、喜びや満足できることが重要で、そのために個々人が自分の美徳や強みを理解し、鍛えることが必要です。
そこでポジティブ心理学の第一人者であるクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が開発したのが「VIA・強みテスト」です。
このVIA・強みテストでは、多くの文化で見られる6つの美徳と24種類の強みを自己診断します。
本サイトでもVIA・強みテストについてまとめてあるので、詳しく知りたい方や簡易的な自己診断をしたい方はリンクへどうぞ!
【VIA・強みテストまとめ】「自分の強み」を明らかに!ポジティブ心理学の「VIA・強みテスト」簡略版まとめ
人間行動学の「バリュー・ファクター」
バリュ-・ファクターとは、人間の行動を決定づける要因(ファクター)を活用して、最高に充実した人生を送るためのメソッドです。
このバリュ-・ファクターは、世界的な人間行動学のスペシャリストであるDr.ジョン・F・ディマティーニ博士が、哲学、心理学、脳科学、行動科学、神経学、生理学など多岐にわたる学問を40年以上かけて研究して開発された自己啓発、人間教育の方法論です。
具体的には、「バリュー・ディタミネーション(価値観の特定)」と「バリュー・アプリケーション(価値観の適用)」で構成されます。
自分の最高の価値観を特定する「バリュー・ディタミネーション」
バリュー・ディタミネーションとは、私たちが普段とっている実際の行動から個人における最高の価値観を特定する手法です。
大多数の人は、誠実であるべき、利他的であるべきだ、権威がある人は偉い人だ、お金がないと生きていけない、みんなと同じだと安心するなど、他人の価値観や社会的理想主義の価値観、固定観念で生きています。
しかし、私たちは他人の価値観を自分の価値観で生きていると思い込んでいるので、人生は好転せず不幸であり続けます。
なので、幸せになるためには、まず自分の最高の価値観を特定することから始めないといけません。
最高の価値観を人生に適応する「バリュー・アプリケーション」
バリュー・アプリケーションとは、バリュー・ディタミネーションによって自分の最高の価値観を特定し、その価値観を人生のあらゆる物事に繋げていくことを言います。
実際に自分の最高の価値観であれば、他人に何と言われようともモチベーションを維持できますし、インセンティブがなくても問題ないはずです。
これは人生が他人軸から自分軸に変化したことで、人生に秩序と一貫性が生まれるからで、人間関係の改善、学習能力の向上、健康、新しいビジネスの創造なども可能となります。
本サイトではバリュ-・ファクターについてまとめていません。
そのため、バリュ-・ファクターを実践して「自分の最高の価値観」を知りたい方は、下の書籍を購入してみてください。
脳科学の「成功脳指数SQ知能テスト」
成功脳指数SQテストとは、「自分の夢をかなえられるか」「自分は成功しやすいか」を脳科学的に自分の脳力の程度を測定する方法です。
この成功脳指数SQテストは、日本の脳科学者である澤口俊之先生(ホンマでっかTVで有名)が作成したテストで、脳科学のHQ論を元に作成されました。
HQ(Humanity/Hyper-Quotient )とは、脳の前頭前野(人間脳)がもたらすヒトをヒトたらしめる意識や知性、知能、感情制御、社会性をもたらす総合的な脳力のことを言います。
なので、HQを測定すれば脳の「成功知能」がわかります。
さらに社会で成功する人たちは、どの程度のHQを持っているかを測定して、自分のHQと照らし合わせることで成功しやすいかどうかを測定するのが、今回紹介している成功脳指数SQテストです。
本サイトではHQ論や成功脳指数SQテストをまとめていません。
そのため、自分の成功脳指数SQテストを実践したい方は、下の書籍を購入してみてください。
もし成功脳指数SQの点数が低くても、脳機能を向上させる方法論(処方箋)も本の中で紹介されています。
統計学の「ストレングスファインダー」
ストレングスファインダーとは、世論調査やコンサルティングを行う企業である米国ギャラップ社が開発したオンライン「才能診断」ツールです。
才能診断はWebサイト上で177個の質問に答えることで、自分の強みの元となる才能を導いてくれます。
質問によって導かれる才能は34個あり、1番から34番まで順位がつけられます。
その順位で上位の才能が、自分にとって影響力がある才能です。
もし才能診断を受けたい方は、次の3つの方法で「アクセスコードを入手する」必要があります。
- アクセスコード付きの新しい書籍を購入する。(古本はコード使用済み)
- ギャラップ社のサイトから直接アクセスコードを購入する。
- スマホアプリをダウンロードしてアプリ内で決済する。
ストレングスファインダーの34個の才能など、もっと詳しく知りたい方はこちらのサイトに情報があるので参照してください。
ストレングスファインダーの書籍はこちらです。
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