対人不安を解消する!オキシトシン分泌を増やす方法

2017-05-11オキシトシン

核家族化が進んで、共働きも離婚も多く、スマホやネットに夢中になっている現代人は、寄り添いが少ないのでオキシトシンが欠乏しています。

そのため、人間関係に悩んで他人と関わることに不安を感じたり、極度に他人を信用できないので、孤独な人生を送る人が増えています。

このような問題に対する一つの解決策は、オキシトシン分泌を増やすことで他人への不安を和らげて社会性を高めて、人間関係に積極的になることです。

スポンサーリンク




お互いに楽しむとオキシトシンが増える

アメリカの研究者キャシー・ライトによると、オキシトシンはお互いに寄り添い、触れ合っている大人の人々に放出されることが明らかになっています。

なので親子や友人、その他の知人と人間関係を良好にしたいのなら「くつろいで楽しく応じ合うこと」だけでオキシトシンを増やすことができます。

そして、頻繁に会うかどうか、どれだけ時間を共有するかも重要です。

なぜなら、あまり会わないといつの間にか疎遠になるように、親子でない間柄だと会う機会も少ないので、オキシトシンが増えないので関係性が進展しないからです。

例えば、次のようなことでオキシトシンを増やすことができます。

  • 楽しくおしゃべりをする
  • 一緒に遊ぶ(スポーツ、ゲーム、カラオケなど)
  • 共通の目標に向けて協力しあう(仕事、趣味)

相手が必要とするときに助ける

人生には幸福なときもあれば、辛く苦しい時期もあり、自分ではどうすることもできないことがあります。

人は幸福なときは、見知らぬ人が近づいてきたら通常なら自己防衛します。

しかし、辛く苦しい思いをしており、自分が他人からの助けや支えを必要としているなら、見知らぬ人からの触れ合いを受け入れ、その人が境界線を越えることを許す可能性があります。

病気で体調不良なとき、事故で怪我をしたとき、大切な人を亡くしたとき、失恋したとき、精神的に追い込まれたときなどです。

これは研究でも明らかで、看護師に手を握られると、健常者は脈拍と血圧が上昇しますが、体調不良で助けが必要な人は逆に脈拍と血圧が下がります。

これは通常の自己防衛システムよりも、オキシトシン反応が勝利したからです。

なので友人や知人が助けを必要とするときに、人助けすることでオキシトシンが増えて信頼関係を築きやすくなります。

また自分が困っていても、他人に弱みを見せたくないから他人の助けはいらないと人がいます。

そんな人も周囲からの助けや支えを拒否しないで受け入れることで、オキシトシンの放出が活性化します。

一緒に食事する

よく知られる話ですが、ビジネスマンが契約書に署名をもらおうとするときに、クライアントと食事を共にすると契約がうまくいく可能性がずっと高くなります。

これは心理学的にも証明されていることですが、生物学的にも説明することができます。

食事が消化管に入ると満腹ホルモンであるコレシストキニンが放出されて迷走神経を活性化し、その迷走神経が脳内のオキシトシンの放出を活性化します。

なので、食事をするとオキシトシンが放出されるので、他人への信頼感が増したり、穏やかな気持ちになったり、他人との協調性が高まったりするのです。

軽いタッチをする

オキシトシンは五感の中でも特に皮膚接触を行うことで放出されます。

なので友人や知人、親子で軽いタッチをすることでもオキシトシンを増やすことができ、特に親子では早期寄り添いが重要だとも言われています。

とはいえ恋人や夫婦、親子なら抱きしめたり、手をつないだり、抱っこしたりできます。

しかし、友人や知人間では難しいですし、日本人は皮膚接触することに抵抗を感じる人も多いでしょう。

そんな場合は、一緒に楽しく遊ぶと共に、「テンションが上がったらハイタッチをする」といった方法で、自然に軽いタッチを行う工夫が必要かもしれません。

マッサージやタッチセラピーに通う

前述したように軽いタッチといったスキンシップは、オキシトシンの分泌を増やすことに繋がります。

そのため、マッサージに行くこともオキシトシン分泌を増やす効果があり、海外では精神面の治療としてタッチセラピーを実施する国もあります。

ある国では、精神科にいる子供たちの中で最もやんちゃで落ち着きのない子を選んで、マッサージ療法を実施しました。

すると、半年後にマッサージを受けた子供たちは、マッサージを受けていない子供たちと比べて穏やかとなり、非常に不安定で攻撃的だった男の子の振る舞いも抑制されました。

また、カウンセリングに頼るほど悩みを抱える女性たちにタッチセラピー(タクティールマッサージ)を行うと、気分が晴れて自尊心が高まり、社交的にもなりました。

日本ではタッチセラピーよりもマッサージが一般的ですが、マッサージは体の不調を治すだけでなく精神面にも効果があるとも言え、マッサージ好きが多いのはオキシトシン分泌が関係しているのでしょう。

【マッサージやタッチセラピーの効果】イイコトばかり!マッサージとタッチセラピーによるオキシトシン効果

ペットを飼う

オキシトシンは進化上で非常に古く、すべての哺乳類が持つ物質です。

そのため、人間どうしの寄り添いと同じようにペットとの寄り添いでもオキシトシンの分泌を増やすことができます。

ペットといえば一般的に犬と猫ですが、多くの研究で犬のオキシトシン効果は確認されています。

ただ猫に関しても、多くの人間が猫に愛着を持つので、研究が進んでいないだけでオキシトシン効果がないわけではないでしょう。

また、ペットとしてマイナーなブタやウサギなどでも同じことが言え、少なくとも哺乳類をペットにすることで、オキシトシン分泌が増えると考えられます。

【ペットを飼うことのオキシトシン効果について】ペット好きは健康的!犬猫を飼うことのオキシトシン効果

オキシトシンの点鼻薬スプレーを使う

これまでオキシトシン分泌を増やす方法を紹介しましたが、もっと手っ取り早くオキシトシン分泌を増やすにはオキシトシン点鼻薬スプレーを活用する方法があります。

自閉症や認知症の患者がオキシトシンの点鼻薬スプレーを使うことで症状が改善するため、かなりの効果が期待できます。

オキシトシン薬は「他人を無条件で信用しやすくなる」という副作用はありますが、そこを気をつけて使用すれば問題ありません。

例えば、使用例として会社のプレゼンで緊張しやすい人のレビューでは、一時的に不安や緊張を和らげることができます、口下手も多少改善してうまく切り抜けることができるとのこと。

また「人前や異性の前では強がって素直になれない」という人も、他人を信頼できないことからくるので、他人や恋人との関係を良くしたいなら、オキシトシン薬は即効性があります。

【オキシトシン薬について】内気で口下手・自閉症、射乳反射に有効!オキシトシン薬の活用方法【オキシトシン点鼻薬スプレーの購入】

【オキシトシンまとめ】愛情・絆・信頼・思いやりに関する幸せホルモン「オキシトシン」とは?

スポンサーリンク