なぜメンヘラになるのか?メンヘラの原因

2019-02-13性格心理学,メンタルヘルス

どうしてメンヘラになる人がいるのか知っていますか?

メンヘラになる人は不幸になりやすく、できれば原因を突き止めてメンヘラになる人を減らしたいと思います。

そこで心理学や脳科学の観点から考えられるメンヘラの原因を、遺伝的要因と環境的要因の2つポイントで紹介します。

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メンヘラの遺伝的要因

メンヘラは精神疾患ではありませんが精神疾患に近く、生まれつきの性格で不安や恐怖を感じやすい人は、メンヘラになりやすいタイプの人です。

この不安や恐怖を感じやすい性格のことを心理学的には「神経質傾向(神経症的傾向)」と言います。

この神経質傾向は精神疾患のかかりやすさをもっとも予測する指標です。

神経質傾向が強い人は、ポジティブ感情よりもネガティブ感情でいることの方が多いため、どうしてもネガティブな出来事に注目してしまいます。

なので周囲が見たら成功しているにも関わらず、その人はネガティブな所に目がいくので失敗と捉えるがちで、努力しても報われないという思い込みが強くなるので、自信喪失やメンタルの弱さに繋がっています。

このようにメンヘラは遺伝的に神経質傾向が強いという性格特性を持っていることで、精神が不安定になりやすいのです。

ただ安心していいのが神経質傾向は、ほかの性格特性よりも変わりやすいため、メンヘラも普通の人のような性格になることも可能です。

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メンヘラになる環境的要因

メンヘラの環境的要因は、遺伝的要因で紹介した神経質傾向が強まる出来事や人間関係です。

具体的には事故や災害、虐待、いじめ、DV、家庭崩壊、親と離れて暮らす、親の過干渉、愛情不足などがあります。

このような環境的要因が子供の頃にあると、強いストレスが長期間かかってしまうので、脳が未発達になったり、脳が萎縮したりします。

特に前頭前野という脳機能が未発達や異常があると、感情のコントロールができない、衝動的になる、思考力低下してしまいます。

そうするとメンヘラの特徴・症状でもみられる情緒不安定や極端な思考、人間関係のトラブル、依存症などの原因となります。

また虐待やいじめなどは暴力的行為や自傷行為、他人を信頼できない、ひきこもり、自信や希望が持てずに絶望するといったひどいトラウマが残ります。

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