付き合うと疲れる神経質な人をチェック!強い神経質傾向の特徴的な性格

2017-07-04性格心理学

あなたの知り合いや職場の同僚や上司で細かいことにイチイチ過剰にこだわる神経質な人っていませんか?

自分のこだわりや完璧な仕事を他人にまで求めてくる神経質な人は、正直に言ってウザいと感じて、付き合う方もイライラして疲れてしまいます。

神経質な人と付き合わないようにしようと思っても、職場の先輩や上司など嫌でも付き合わないといけません。

そんな時、少しでも神経質な人の特徴を知っておくだけで、相手や自分がストレスを溜めないようにうまく立ち回れるかもしれません。

今回は神経質な人の性格の特徴をチェックしてみてください。

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神経質な人は心配や悩み事が尽きない

神経質な人は恐怖や悲しみなどのネガティブ感情に影響されやすい気質を持っているため、神経質な人は情緒不安定な人でもあります。

そのおかげで自分の身を守るために危険を察知したり、問題点を見つけることが得意としていますが、その優れた危険察知能力が仇となってしまうので、神経質な人ほど悩みや心配事が絶えない特徴があります。

その悩みや心配事のは様々で例えば以下のようなことがあります。

  • 仕事などで失敗しないか能力に対する悩みや心配事
  • 他人に迷惑がかからないか人間関係での悩みや心配事
  • 家族や友人に対する悩みや心配事
  • 病気やケガに対する悩みや心配事

このような悩みが尽き無いため、他人からは心配しすぎと思われたり、失敗やミスに対して細かすぎる指摘がウザいなどと思われてしまいます。

パーソナリティ心理学の研究では、神経質な人や情緒不安定な人が不安に思うことの99%は実際に起こらないという研究結果もあります。

そのため、現代社会のような危険が少ない環境では、悩みや心配事に過剰に反応しないことが大事です。

極度に叱られることが嫌いで自信喪失しやすい

誰でも他人に叱られることは嫌いですが、神経質な人は普通の人よりも極度に叱られたり、怖いことが嫌う特徴があります。

というのも神経質な人は打たれ弱く、叱られたことに対して強いショックを受けて落ち込んでしまったり、深く反省して自分の能力のなさを意識するあまり自信喪失しやすいからです。

そのため、キレやすい人、態度や声が大きい人、仕事で強く注意してくる上司や先輩などに、苦手意識を持ちやすく、自分が安心感を持てない人を避けて通りがちになります。

神経質な人(情緒不安定な人)とうまく付き合う時は、まず出来るだけ優しく、安心感を持たれるように接し無いと仲良くなれません。

まじめで責任感が強い

神経質な人は、叱られることが嫌いで失敗することを気にする性格なので、神経質な人は一般的な人よりもまじめで責任感が強いのが特徴です。

失敗したことをそのままにせずに反省をして必要なら人に教えてもらったり、勉強して知識を蓄えて今後は失敗しないように努力します。

しかし、神経質な人はまじめで責任感が強いという特徴が行き過ぎてしまうことがあります。

完璧主義になりがち

失敗しないようにと過度に考えたり、親の教育で完璧にやらないと褒めてもらえなかったことが原因で、神経質な人は完璧主義的な特徴が強くなる人がいます。

完璧主義な人は、競争では1番でないといけない、他人からの期待に応えないといけない、完璧なスタイルでないといけないなどと、生活のあらゆる面で完璧さを求めてしまい、自分でハードルを上げすぎてしまいます。

そうすると何でも完璧にしないと満足感を得られないため妥協が一切なくなりますが、完璧なものを作ることはできないため、うつ病など精神病になってしまいます。

また、完璧主義な人は他人にも完璧さを求めてしまうことがあり、他人のミスや欠点が気に入らないと思うことがあるので注意が必要です。

自分と同じ考えや価値観、努力を押し付ける

まじめで努力することは良いことですが、神経質な人の中には自分と同じ考えや価値観、努力を他人にも求めてしまう迷惑な特徴を持つ人もいます。

これは自分と同じ失敗をして欲しくないという考えもありますが、それ以外に他人が失敗することで自分や他の仲間に迷惑がかかるからです。

また、神経質な人の中には他人に自分の意見を否定されるとキレる人も中にはいます。

このような人は、神経質な人でもあり自己中心的で衝動的な人でもあるため、思い通りにいかないことに感情が爆発してキレるという安易な方法を使って問題解決しようとするためです。

大概の人は他人から考えや価値観、努力を押し付けられることを嫌いますし、思い通りにならないとキレるような人とは仲良くなれません。

このような神経質な人は付き合うと疲れますし、他人に嫌われてもしょうがないことです。

自信がないので他人の評価が気になる

まじめで責任感のある神経質な人は、自分の努力を認めてもらいたい、自分の考えを評価してほしいなど、神経質な人は他人の評価を気にする特徴があります。

というのも、神経質な人はネガティブ物事を考えやすい人なので、自分の能力や魅力に自信が持てないことが原因です。

そのため、「他人に褒められないと自分に自信が持てない」という他人に依存してしまう傾向が強い人も中にはいます。

生活スタイルがワンパターン

誰でも新しい仕事を始めたり、引越して環境が変わるとストレスを感じますが、特に神経質な人は、新しいことがストレスになると分かっているので、なかなか重い腰を上げません。

そのため、新しいことをするよりも、いつもの安心できる場所や習慣を好む傾向にあるため、神経質な人は生活スタイルがワンパターンになりやすいのが特徴的です。

しかし、新しいことがないワンパターンな生活習慣を繰り返しているとポジティブ感情があまりない生活となり、ますますネガティブ感情に捉われてしまうので要注意です。

新しいことに不安があるなら親しい友人と一緒に行動したり、どうしたら不安をとりのぞけるか対策を立てて対処する必要があります。

神経質な人は精神病にかかるリスクが高い

神経質な人は、何度も説明した通りネガティブ感情になりやすいため、うつ病などの精神病にかかるリスクは普通の人よりもかなり高くなります。

例えば、神経質な人が罹りやすい病気には次のようなものです。

  • 心身症(胃・十二指腸潰瘍、アレルギー性疾患、過敏性腸症候群など)
  • うつ病
  • 不安障害
  • 恐怖症
  • パニック障害
  • 社交不安障害
  • 強迫性障害
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  • 過食障害など

リストで分かる通り、神経質な人は多くの精神病にかかるリスクがあるので、普段の生活でネガティブ感情を抑える方法や、ストレス対策、食生活や生活習慣の改善などに取り組んで、精神病のリスクを下げることが大事です。

その1つの方法として、うつ病の患者はセロトニンが不足しているのでセロトニンを増やす薬を使うので、セロトニンを増やす方法があります。

他にも精神病は脳機能不全で起きるのでワーキングメモリを鍛えて脳機能を高める方法や、楽観的思考を身につけて絶望を希望に変える思考法を身につける方法があります。

【セロトニンを増やす方法】心の病のうつ病の改善・予防!!幸せホルモン「セロトニン」を増やす方法

【ワーキングメモリを鍛える方法】ワーキングメモリを鍛えるトレーニング方法-学習、音楽、ゲームで簡単にできる脳トレ

【楽観的思考法】希望を作る心理療法「ABCDE理論(論理療法)」で楽観的になる方法

神経質な人の外面的な特徴

神経質な人は、内面的な特徴もありますが、表情やしぐさなどの外面的な特徴から、およそ予想することができます。

ネガティブな顔の表情

神経質な人は普段からネガティブ感情に敏感なため、笑顔のようなポジティブな表情よりもネガティブな表情を見せることが多い特徴があります。

つまり、神経質な人はネガティブな表情(悲しみ、恐怖、羞恥、嫌悪の表情)が日常的に表れやすく、神経質で自己中な人は「ネガティブな表情+怒り」の表情が表れやすいです。

それぞれの感情の表情やしぐさで特徴的な部分だけを以下に紹介します。

  • 悲しい表情:眉の間にΩの逆の形のシワができて口の両脇が下がる。
  • 恐怖の表情:目と口が大きく開いて眉がつりあがる。また、手が震えたり、顔色が青くなったり、思考停止したように動きが止まります。
  • 羞恥の表情:うつむいたり視線を落として顔が赤くします。
  • 嫌悪の表情:下唇が上がり鼻が上がる。強い嫌悪だと鼻筋にシワができます。
  • 怒りの表情:眉が下がり、眉の間にタテシワができて目は見開く。男性に多く体型は脂肪が少なく筋肉質だったり、若くハゲている人もいます。

神経質だと肌が荒れやすい

神経質な人は肌荒れを起こしやすいことが特徴的です。

ストレスを感じていると、アドレナリンやノルアドレナリン、コルチゾールといったストレスホルモンが分泌して、血管の収縮や血圧の上昇、心拍数の増加させます。

これにより、肌に必要な栄養が行き渡らないことで肌荒れの原因となっています。

さらに、ストレスや悪い食生活で腸内環境が荒れてしまうことも原因で、特に女性は便秘、男性は下痢などの症状に悩まされます。

この腸内環境の悪化で悪玉菌優勢の腸内環境になることで、有害毒素が腸から吸収されて血液を巡って肌までたどり着き、ニキビや肌荒れの原因となっています。

例えば、新しい仕事を始めたとか、新しい土地に引っ越してきたなどで、ストレスを感じるとすぐにニキビや肌荒れを起こす人は神経質な人です。

神経質傾向とその他のパーソナリティ特性

神経質な人の性格の特徴は基本的にネガティブ感情の影響が大きいことが原因なのですが、性格はそれだけで説明できるほど簡単ではありません。

パーソナリティの特性(外向性、誠実性、調和性)とのバランスで、同じ神経質な人でも大きく違いが出てきます。

例えば、「神経質+各パーソナリティ特性」の性格は次のような違いがあります。

  • 外向性が強い(外向的):感情の浮き沈みが激しい。
  • 外向性が弱い(内向的):ポジティブになりにくいので、よりネガティブになる。
  • 誠実性が強い(自制的):冷静で理性的。
  • 誠実性が弱い(衝動的):衝動的な行動が目立ち、感情のコントロールができない。
  • 調和性が強い(協調的):他人の痛みがわかる優しい人です。
  • 調和性が弱い(自己中):問題解決力はあるがキレやすい。

もし、神経質な人で自分の性格を改善したいのなら、誠実性を高めて自制的になれるように努力しないといけません。

自制的になるためには目標を設定して努力を続ける事で、脳機能が高まって自制できる人間になり、問題解決能力、想像力も高まります。

また、付き合うと疲れる神経質な人は衝動的で自己中な性格の人です。

神経質な人の悪いイメージを作っているのは「神経質+衝動的+自己中」が合わさった性格を持つ人なので、このような人は避けた方がいいでしょう。

まとめ

神経質な人の特徴は理解できましたか?

以上のような付き合うと面倒くさい神経質な人の特徴をチェックしておけば、上手く立ち回ることができますし、最悪避けて通ることもできます。

また、日本人は神経質になりやすい民族なので、自分は違うと思っている人でも環境の変化で性格は変わるので、神経質な人になってしまうことがあるので注意が必要です。

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Posted by curious