【ホンマでっか!?TV】夏の間違った習慣を紹介(夏バテ防止方法、塩分補給、クールビズ)
クールビズ、うなぎを食べると夏バテ防止になる、塩分補給など、みんな当たり前のようにやっている暑い夏の習慣は、実は間違っていることが多いです。
そんな暑い夏の間違った習慣を専門家が紹介します。
また、得するホンマでっか!?では「友達を家に呼ぶ派と呼ばない派はどっちが得か?」「雨の日に出かける派と出かけない派はどっちが得か?」を紹介。
間違っている夏の習慣のホンマでっか!?情報
熱中症は猛暑の日だけ気をつければ良いと思っていませんか? それは大間違いです。
猛暑が予想されるこの夏、思いもよらない危険が潜んでいる。
猛暑日後、5日間は熱中症になる危険性がある
アメリカのハーバード大学で1999年から2011年の約10年間で2370万人の熱中症の入院患者と気温との相関関係を調査した研究があります。
アメリカと日本では気候が違いますが、アメリカで猛暑日は年間を通して3日くらいしかなく、猛暑日と非猛暑日を比べた結果、猛暑日の後5日間は熱中症で入院する確率が非猛暑日の時よりも約2.5倍高いことが分かりました。
これは猛暑日後に気温が涼しくなっても熱中症になる危険性が高いため注意が必要です。
日本のデータは2011年から2015年の間、東京23区で熱中症で亡くなった方の9割は家の中で亡くなっています。
熱中症で亡くなった79%の人は65歳以上の高齢者でクーラーをつけなかったことが大きな理由なので、朝からクーラーをつけた方が良いそうです。
高齢者が室内で熱中症になるのは外に出ると温度差が4~5度あり暑さをすぐに感じますが、室内だと徐々に温度が上昇するため高齢者は温度が上がっても分からないからだそうです。
脳は暑いと思わなくても体は暑さに反応しているので気付いた時には熱中症になってしまうようです。
夏は脳が疲労して騙されやすくなる
昨年のケンブリッジ大学で500人以上の学生を対象に20度の部屋と30度の部屋に分けて、眉唾物の論文を読ませて判断力を調査する実験をしました。
実験の結果、20度の部屋の学生は「宇宙人の襲来」といった嘘の論文は信じませんが、30度の部屋の学生は嘘の論文を信じやすい傾向が3.5倍みられました。
実際に夏は脳が疲労して「どうでもいいや」考えることをやめたり判断力が鈍るので、詐欺の被害にあう人が増加するため注意が必要です。
また余談ですが気温によって性格に違いがみられ、温暖な地域の人は開放的な人が多く、寒い地域の人は排他的で厳粛な人が多い傾向にあり、気温は人の性格にも影響を及ぼしています。
エアコンのつけっぱなしで夏バテ防止する
夏バテの原因はいろいろ言われますが、実際は体温を調節する自律神経が酷使されることで夏バテになります。
今でも寝る前にエアコンを消して寝る人が多いようですが、夜は絶対にエアコンを消してはいけません。
エアコンを消して寝たほうが健康にいいなんて嘘を信じている人もいますが、寝汗をかく状態は自律神経を酷使しており運動しているのと同じ状態です。
寝ながら運動している状態なので当然疲労を取ることができません。
理想はエアコンをガンガンにかけてつけっぱなしにして布団を胸ぐらいまで被って寝るとぐっすり眠れ疲労も回復します。
なぜなら、こたつに入ると眠くなったり露天風呂に入るとリラックスできように、心臓より上は涼しくして心臓より下が温かいと副交感神経を刺激してリラックスでき一番疲労を取るのに適した睡眠方法だからです。
28度のクールビズ設定温度は熱中症の危険温度と同じ
人間が誕生したとき外気温25度と体温37度が普通で、12度の温度差で活動することが人間にとって標準的な生活となります。
そのため、仮に気温が31度の場合は体温との温度差が6度しかないので、気温が上昇した場合は活動量を半分に減らさないといけません。
しかし、現代人はやらなければいけない仕事があり、内臓など体の活動量は減っているのに気温が上昇しても活動量が減らすことがないため体のダメージが増大します。
環境省は28度をクールビズ設定温度としておきながら、同時に熱中症の厳重警戒に指定しているため、クールビズなんて絶対にしてはいけません。
夏バテ防止のうなぎは嘘
毎年、土用の丑の日に夏バテ防止のためにうなぎを食べますが、実はうなぎは夏バテ防止に効果がありません。
昔はエネルギーやビタミンが不足しがちだったので、夏バテ防止に効果があったかもしれませんが、現代はエネルギーが不足して疲れるということはほとんどありません。
結局、夏バテは自律神経の乱れが原因で脳が疲れているから起こるので、食事でエネルギーを補給するよりも規則正しい睡眠を取る方が夏バテには有効的です。
うなぎはよっぽど貧しい食生活をしているのなら効果があるかも?
ちなみに、夏向きの魚はカツオやマグロがオススメで、カツオとマグロに含まれているイミダゾールジペプチドが自律神経中枢の疲れを癒す働きがあります。
熱いお風呂は疲れるだけ
温泉好きな方は喜んで40度以上の温かいお風呂に入ることが好きですが、実は熱いお風呂も一生懸命汗をかいて自律神経を酷使してしまうためは疲れてしまいます。
温泉に入ったらよく眠れるという人がいますが、実際に調べると温泉に入るとドーパミンが出て一時的に疲労を感じないけれど、実は自律神経を酷使して疲労が溜まっており、疲れたことでよく眠れているだけのようです。
正しいお風呂の入り方はダラダラ汗を流すのではなく、ぬるい39度で半身浴で入ることで、血流が良くなり疲労物質が出て行きます。
しかし、これも長く入ると疲労が蓄積するだけなので、10~15分ぐらいで汗が流れて来た時点でやめた方がいいようです。
逆に疲れてなくて眠れない時は熱いお風呂に長く入って自律神経を疲れさせると、すぐに眠ることができます。
夏に意識して塩分補給しなくてもOK
夏場塩分を摂りましょうと耳にしますが、実は意識して摂らなくても問題ありません。
実際にナトリウムが不足して意識障害などを引き起こす低ナトリウム障害になる人はいますが、通常の人は普通の食事をしていれば塩分は足りており、塩分を余計に摂り過ぎで夏バテになります。
(※塩分を余計に取った場合の水の摂取目安は塩分1グラムに対して300ccを摂取する)
実際、サッカー国際レフリーに一週間前から塩分を極力摂らせない食事をさせて試合に参加させる実験をしました。
実験の結果レフリーは、夏の炎天下で走り続けても喉が乾かずに動け、試合後も全く疲れを感じなかったそうです。
そして、「もう一試合連続でいける」と初めて体感できるくらい疲れを感じなかったそうです。
炎天下で動いている人は熱中症になりにくい
熱中症は体内に熱がこもるために起こるので、炎天下で動いて筋肉を使っている人は熱中症になりません。
むしろ熱中症になる人は体を動かさずにじっとしている人です。
また、動かずにじっとしている人が水を飲んでも意味がありません。なぜなら、水を飲んでも汗が出ずに熱が体の中にこもってしまうからです。
なので、動かずにじっとしている人は、エアコンをつけて湿度を下げるようにして、涼しいところにいることが熱中症対策として有効です。
日焼け男子はモテない上に蚊に刺されやすい
イギリスのセントメリーンズ大学で、約100人の男性の顔写真を女性に見せて写真の男性の魅力を採点してもらったところ、日やけ肌の男性はモテない傾向にありました。
そして、国立感染研究所の研究で蚊は黒色によってくる傾向があり、服や肌が黒いと刺されやすい傾向にあります。
実際に黒色と黄色どっちによっていくか調べても蚊は黒に寄っていきます。これは蚊が黒色しか認識できないためのようです。
また、蚊が好きなものは分かっています。
- 血液型がO型
- 汗っかき
- 酔っ払い
- 色黒
サングラスは両面にUV加工されたものを使おう
夏のサングラスのレンズはUV加工をしていますが、前と後ろの両面にUV加工がされていないと前方方向からくる紫外線はカットしますが、後ろからくる紫外線は反射して目に入ってくるようです。
両面にUV加工がされていないとサングラスで瞳孔が開いた目に直接反射した紫外線が入ってくるので、両面にUV加工があるサングラスをかけるようにしましょう。
夏の引きこもりは隠れ炎症、心臓病、アルツハイマー病に注意!
暑い夏は熱中症もやばいですが、引きこもり生活をしていると隠れ炎症にもなりやすいです。
炎症は細菌が体内に入ってきて細菌を撃退しようとするさいに症状がでますが、隠れ炎症は比較的小さい炎症で無自覚で気づかないことが多いです。
炎症の原因は紫外線や疲労蓄積、肥満があります。また、夏の暑い時期に家の中で引きこもりで脂っこいものを食べたり、運動不足なのも隠れ炎症になる原因のようです。
家の中に引きこもると新陳代謝が悪くなり隠れ炎症以外にも心臓病やアルツハイマー病に繋がることもあるようです。
20~40代の2000人に調査すると3人に1人約30%の人が危険水域に達しているいるため、どうしても家にいる人は爪先立ちで生活すると良いようです。
アナタはどっち派?得するホンマでっか!?
日常的にある出来事を、専門家が科学的にどっちが得か紹介します。
友達を家に…呼びたい派? or 呼びたくない派?
呼びたい派:生田斗真、ブラマヨ吉田、ブラマヨ小杉
呼びたくない派:松坂桃李、さんま、磯野、マツコ
呼びたい派の人たちは、限界まで酒を飲んでバタンと寝たいそうです。
呼びたい派の生田斗真さんは、友達とギリギリまで遊んでいたいようで、友達をお世話することが好きなようです。
呼びたくない派の人たちは、家で騒いだ後、友達が帰ったあとが寂しいという理由。
呼びたくない派の松坂桃李さんは、自分の家はダラっとする場所だと思っているので、友達を呼ぶという概念がないそうです。
医療:呼びたい派が得
普段から友達を家に呼んでいると、いぞというときに命が助かる可能性が高くなります。
独身が多い世の中で普段誰かが自分の家に来ていなかったら、病気で倒れたとき発見されることが遅れて死亡後何ヶ月かして発見されるということになります。
そんな中、介護サービスで家に入られるのに抵抗がある高齢者が意外に多く、それで亡くなっているということも多いようです。
なので、特に独身者は友達を家に招くことを習慣づけることが大切です。
環境学:呼びたい派が得
家に友達を呼ぶ人は寿命がのびやすいので家に友達を呼んだ方が得です。
人の寿命は健康によって決まるのではなく、その人の天寿(=天から授かった寿命)できまります。
特に男性は人とのつながりが大切で常に周りに人がいる方が長生きします。実際に妻がいる夫の方が長生きしますし、仕事で周りに人がいると長生きします。
そのため、常に周りの人に必要とされる人間でいるようにしないといけません。
なので、外で食べるよりも自分の家に人を呼んでつながりを深めることが、健康で長寿になる秘訣です。
異常心理学:「呼びたい派」が得
呼びたくない人の理由で他人が家に来ると汚れるという潔癖症のタイプの人がいます。
人にはパーソナルスペース(=他人が近すぎると嫌だと思う距離感)があり、通常の人よりも対人関係が苦手な人はパーソナルスペースが遠くなります。
また、それ以外にもう1つ要因があって、感染症に対する恐怖感の強い人はパーソナルスペースが遠くなってしまいます。
他人が近すぎて嫌だと思う通常の平均が42センチくらいで、感染恐怖が強い人は51センチになるようです。(男子トイレの便器の間隔で、45センチより近いと尿が出にくくなる)
法律:呼びたい派が得
家に呼びたくない派の人は結婚しても上手くいかない可能性が高い人で、離婚の相談で結婚してみたら他人と一緒に暮らすのが苦痛だと相談を受けるそうです。
家は自分のテリトリーで一緒に住むと自分の場所が無い事への苦痛で離婚する人が意外に多いです。
特に若い男性に結婚が嫌な理由で「一緒のベットが嫌だ」「一緒の風呂が嫌だ」など、一緒に住む事が嫌だという理由もあるようです。
対処法としては、結婚する前に一回でも同棲をして他人が家の中にいるという状況に慣れることです。
休日のお出かけ雨が降ってきたら…構わず行く派? or 行かない派?
構わず行く派:生田斗真、松坂桃李、磯野、ブラマヨ吉田、ブラマヨ小杉
行かない派:さんま、マツコ
行かない派は、傘をさすと邪魔くさいので、買い物をしても濡れないように気を使うのがウザいから。
構わず行く派の松坂桃李さんは、普段はインドアで出かけないが、雨が降っていると映画館やお店が空いてるかなと思って雨が降った場合に限って出かけるそうです。
医療:構わず行く派が得
病院も雨の日はガラガラで空いていることが多いようです。
病院に多い高齢者は雨の日に病院に行くことを、「転んでケガするから」と家族から止められる事が多いようです。
環境学:行かない派が得
生物の寿命は時間で決めておらず行動の回数で決めています。
行動がノロい、亀やゾウが長生きするのも行動がノロいからです。
同じように人生も回数で決まっているので、なるべく同じ回数を極力繰り返さないことで寿命が長くなります。
雨が降って予定を変えることで、普段と違うことをして回数を増やさないようにすることが大事です。
厳密に言えば、いつも同じ食事を繰り返すというのも回数制限が来て寿命を迎えてしまうので、違う食事にするようにしましょう。
経済学:構わず行く派が得
雨の日に出かけると小売店や飲食店で雨の日サービスを提供してくれます。
例えば、
- カフェ:コーヒーのおかわり自由
- 化粧品売り場:買い物するとサンプル品提供される場合も
- 結婚式場:雨の日に制約で10万円割引される場合も(結婚式当日は関係ない)
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