大きな変化を脳は嫌う!習慣を変えるコツは「小さな習慣」から始める
あなたがダイエットや運動、勉強、読書など、良い習慣を身につけて生活習慣を変える努力しても、どうせ失敗します。
でも、この失敗はあなたが悪いわけではありません。
なぜなら新しい習慣を身につけるには「やる気を出すこと」や「意志の力が強いこと」は関係なく、脳を上手く騙すことが重要だからです。
習慣化の失敗は大きな変化が理由
私たちが悪い生活習慣を改めて良い習慣に変えるとき、たいてい失敗するのは「大きな変化」を最初から求めるからです。
例えば、あなたは綺麗な体型や健康のためにダイエットしようと思い立って、新しく運動を習慣化させたいとき、今まで運動していないのに「30分間走ろう」とか、「筋トレで腹筋と腕立てを何十回やろう」とかして頑張ろうとします。
でも、ほとんど習慣化に失敗します。
これは多くの人は「脳が大きな変化を嫌う」ことを知らないため、やる気や意志の力で習慣化しようとするからです。
脳はエネルギー消費を減らすために最適化しています。
具体的には、脳は何かするたびに決定や判断すると疲れるので、何も考えずに生活パターンを習慣として自動化することでエネルギー消費を節約しています。
なので、この脳の自動化をやる気と意志の力で無理やり変えようとしても、脳が意志に反して敵になるので習慣化に失敗します。
習慣を変えるコツは「小さな習慣」から始める
悪い習慣を良い習慣に変えるコツは「小さな習慣」から始めることです。
先ほど説明したように、良い習慣を身につけるたいとき、いきなり大きなことをやると脳が敵になって習慣化に失敗します。
逆に言えば、脳に気づかないぐらい「小さく」「ゆっくり」、新しい習慣を始めると習慣化に成功しやすくなります。
例えば、運動で「30分間走る」よりも「10分間走る」の方が、「10分間走る」よりも「1分間走る」方が簡単です。
できるだけ脳を騙して「ツライ!」「キツイ!」とストレスを感じさせない、小さく簡単なことから始めることが、新しい習慣を身につけるコツなのです。
馬鹿らしくてもやらないよりマシ
30分間の運動を習慣にしたいとき「1分間走る」ことから始めることは「馬鹿らしい」と想う人がいるかもしれません。
でも30分間の運動を頑張っても、頑張るのは最初だけで失敗するのは目に見えています。
どうせ失敗して運動を習慣にできないなるなら、「1分間走る」ことでもやらないよりマシです。
「塵も積もれば山となる」と言うように小さな習慣を続ければ大きな成果に繋がります。
例えば、毎日50文字の文章を書いたとしましょう。1ヶ月で1500文字、6ヶ月で9125文字、一年で18250文字も文章を書くことになり、原稿用紙で約45枚分です。
しかもこれが最低ラインです。実際は文章を書くにつれて上達していくので、もっと上手に長い文章が書けるようになるでしょう。
【習慣化のまとめ】習慣化についてのまとめ | 簡単に生活習慣を変える方法
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