発達障害を早期発見!幼児のADHD(注意欠陥・多動性障害)を簡易診断

2018-09-20発達障害, 子育て・育児

子どもは落ち着きがなく、じっとしていられないものですが、だからこそ発達障害のADHD(注意欠陥・多動性障害)は見落とされがちで、治療せずに大人になることもあります。

もしADHDを放置して大人になった場合、不注意や衝動を抑えられないことで仕事や人間関係を継続することは難しく社会生活の妨げとなったり、場合によっては自殺や犯罪の原因になることも。

ADHDなどの発達障害を早期発見すれば改善させることも容易にできるので子どもに簡易診断を実施してみましょう。

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頻繁に首を振る(2歳以降に診断)

ADHD(注意欠陥・多動性障害)の症状は「不注意」「多動・衝動性」ですが、ADHDの子どもの場合は頻繁に首を振るという症状が現れます。

この首振りはたまにやるのではなく個人差はありますが、かなり頻繁に何十分間も何時間も1日に首を振る傾向にあり、無意味に首を振りながら手と足も動かすケースはかなり多いです。

また静止した物を速く見るための首振りがあり、静止した物を自分の首を振って速く動くように見るために、首を左右に振ったり、触れるように振ったりするケースもあります。

ADHDの診断するときは子どもは1歳未満ではなく1、2歳以降に診断し、首振りや多動を「止めなさい」などと叱って収まる場合は大したことないですが、叱ったり体で抑えたりしても収まらない首振りや多動は問題です。

箸がうまく使えない(4歳以降に診断)

手先の器用さと高次脳機能や知能は深く関係しており、脳科学の研究では箸の使い方が下手な子どもは人間性知能HQが低いという結果が出ています。

(※人間性知能HQ(PQから改称):前頭前野がもたらすヒトをヒトたらしめる意識や知性、知能、感情制御、社会性をもたらす機能の総称)

箸の使い方で診断する場合、前提として箸を4歳前に使い始める必要があり、半年経っても握り箸程度のレベルの場合は発達障害の可能性があります。

また、できれば子どもに2歳頃から箸を使わせることがよく、4歳以降でも箸を使えば人間性知能HQを高まるので、発達障害の予防や改善に繋がります。(補助箸では無意味)

迷路がうまく書けない(4歳以降に診断)

もう一つ手先の器用さを調べる方法は、迷路を書かせて診断する方法があります。

診断方法は、まず入り口と出口がある5ミリ幅の簡単な迷路を保護者が作り、子どもは迷路の壁に当たらないように入り口から出口まで鉛筆で線を書きます。

このとき、迷路の壁に頻繁に当たったり壁を貫通することが多い場合は発達障害の可能性があり、特にADHDや知的障害の疑いがあります。

また迷路書き以前の問題として、4歳を過ぎても鉛筆が持てない、迷路の意味が分からない、鉛筆で紙の上にぐちゃぐちゃした線などを書くことがある場合は、ほぼ確実にADHDか知的障害です。(箸も使えないはず)

山なりのキャッチボールがうまくできない(4歳以降に診断)

発達障害の多くの子どもができないことが2つあり、それは「現実的な速度で動いている対象を眼でスムーズに追うこと」「両手をうまく使うこと」です。

その2つの要素を兼ね備えた診断方法が「山なりのキャッチボールをすること」で、ボールの落下点を予測する高度な脳機能も使うため、発達障害の簡易診断に向いています。

具体的には部屋の中でもいいので、軽いボールや小さいぬいぐるみを使って、子どもと対面して山なりのキャッチボールをします。

チェックポイントは、ボールの動きを眼でスムーズに追っているか、両手を同じように使ってキャッチするかどうかで、ボールをキャッチできても眼で追っていないとか、両手の動きがバラバラなら問題です。

そして、キャッチボールがうまくできないことやキャッチボールをしようとしても横を向いて避けたり、キャッチボール自体に興味を示さない場合は、様々な発達障害の可能性が高いです。

この場合、ADHD(注意欠陥・多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム障害)、知的障害などの疑いがあります。

「家と木」や「時計」など絵を描かせる(4、5歳以降の診断)

ADHDやADHD傾向の子どもは「対象の位置関係」に関わる脳機能が低下しているので、絵を描かせることでADHDを診断できます。

絵のお題は「木と家」の絵を描かせます。お題を出すときのポイントは、「木のある家」と言うのではなく「木と家を描いてください」と言ってください。

なぜなら、「木と家」というお題から推論して木と家を結びつけて「木のある家」を描けるかどうかも診断に含まれているからで、できない場合は人間性知能HQが低いということです。

そして絵を見ての診断は、健常児なら家と木の位置が適切で、家のそばに木を描くことが多いですが、ADHDかADHD傾向がある子どもは位置関係が不適切で、木と家が離れすぎたり、接触していたりします。

また、6歳以降(5歳では早すぎる)に絵を描いてADHDを診断するなら「時計を描く」ことが発達障害改善の現場で行われています。

診断のポイントは時計の数字の位置関係で、ADHDかADHD傾向がある子どもは数字の間隔がバラバラで、数字の位置関係が不適切です。

発達障害の改善と予防について

発達障害の疑いがある場合は、ホンマでっか!?TVでお馴染みの澤口俊之が所長の「人間性脳科学研究所」に相談してみましょう。

また、澤口俊之先生の書籍に詳しい内容があるので、発達障害の理解を深めましょう。

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