アハ体験で問題解決!良いアイデアをひらめく4段階のプロセス
私たちは身の回りの問題を解決しようとするとき、「あっそうだ!」と良いアイデアをひらめきます。
この突然ひらめく体験を「アハ体験」と呼び、アメリカの心理学者のワラスはアハ体験には4段階のプロセスがあると説明してます。
つまり、創造力を働かせて新しいアイデアをひらめくためには、4つのプロセスが必要です。
ひらめきの第1段階:準備期
準備期では、問題解決などの課題設定と知識・情報収集して試行錯誤する時期です。
新しいアイデアを出すには、「何に対して考えるのか」「どういうアイデアが必要なのか」、目的がはっきりしていないと何も生まれません。
そのため、まず何かしら問題解決するべき課題を見つけるといった、課題設定する必要があります。
次にその設定した課題解決のためにあらゆる面から知識・情報を蓄積します。
これは創造力は膨大な知識量で高まるので、この準備期で集めた知識・情報の蓄積によってアイデアの幅の広さや深さが決定します。
そして、集めた知識・情報をもとに抽象化思考で、根本原因を考えて思いついたアイデアや解決案を検討するなどの試行錯誤をします。
ひらめきの第2段階:孵化期
孵化期では、課題についてあまり意識することなく、自然とひらめくのを待つ時期です。
準備期での試行錯誤を繰り返すと、アイデアが煮詰まってきて行き詰まりを感じてきます。
そういう場合に、一旦課題について考えることから離れて別の活動をしてリラックスします。
この問題とは無関係なこと気分転換してリラックスすると、ひらめきやすくなります。
ひらめきの第3段階:啓示期
啓示期とは、突然天から啓示を受けたかのように独創的な解決方法をひらめく時期です。
孵化期で無意識的にあたためられて熟成したことで、強い確信とともに今までとは違ったアイデアや思いがけない有効なアイデアひらめきます。
ひらめきの第4段階:検証期
検証期とは、ひらめいたアイデアが実際に問題解決案として有効なものか検証する時期です。
問題解決において有効なアイデアをひらめいたと思っても、そのアイデアが実際に使えるとは限りません。
なので、実際に課題に当てはめてアイデアを検証して裏付け、実現化をはまります。
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