【悪用禁止】芸能人なぜ洗脳されて騙さされるのか?注意すべき洗脳方法と手順

2017-04-30犯罪心理学

清水富美加さんが「幸福の科学」に出家したとして洗脳されたのでは?と噂されたのが記憶に新しいですが、その他にも辺見マリ、のん(能年玲奈)、オセロ中島知子、X-JAPANのボーカルToshi、毬谷友子など、芸能界では洗脳報道されます。

自分には関係ないと思っている人も多いと思いますが、人は気づかない内に簡単に洗脳されてしまいますし、ほとんどの人が教育や恋愛などの人間関係によってすでに洗脳されています。

専門家に言わせれば「洗脳されていない」と思っている人は「すでに洗脳されている」ことに気づいていないとか。

芸能人のように洗脳されてダマされないためにも洗脳方法と洗脳手順について紹介していきます。

スポンサーリンク

洗脳方法・手順1:無償の愛で安心させる

誰でも初めて出会う人に対して警戒心を持ってしまいます。

そのため、洗脳するターゲットを洗脳者が決めた時、まずターゲットの警戒心をといて安心させることから洗脳が始まります。

「洗脳方法・手順1の安心させる」は、特別なことではなく一般の人が誰でも使っている方法です。

例えば、あなたは家族や友達が悩みや問題を抱えている時や辛い経験をした時、こんな行動をとるのではないでしょうか?

  • 時間が許す限り、家族や友達と一緒にいてあげる。
  • 相手を否定せず、全面的に肯定して元気付ける。
  • 相手が女性なら、悩みや愚痴を最後まで聞いてあげる。
  • 相手が男性なら、そばで黙って見守る。

誰でも自分のために貴重な時間を使ってくれたり、元気付けてくれたり、認めてくれたり、自分のために心から尽くしてくれる相手を好きになり、信頼し、愛情を感じます。

洗脳された芸能人をダマす霊媒師の洗脳方法もこれと同じで、最初は金銭を全く欲しがらず、ターゲットの心の隙間を埋めるために、時間と労力を最大限に使って、ターゲットの警戒心を徐々に解て安心感を植え付けるのです。

辛い状況にあるターゲットは「なんて良い人なんだ」「私のことを理解してくれる」「否定されないので一緒にいると安心できる」と洗脳者のこと思うようになり、ターゲットは洗脳者の必要性を高めていきます。

そして、ターゲットは「この人に恩返しをしないと申し訳ない」という気持ちになり、「話を聞いてくれたお礼」「ほんの感謝の気持ち」と言って、自分からお金を払おうとします。

ただ、まだこの段階ではターゲットを更に信用させるために、お金をもらうことはありません。

洗脳方法・手順1では「返報性の原理」が使われており、人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱く心理があります。

つまり、「返報性の原理」が人間には働いているため、洗脳者や詐欺師は小さな恩を時間をかけて売って、ターゲットから後々大きな見返りを得ようとするのです。

洗脳方法・手順2:弱点をついて驚かせる

洗脳者が次にターゲットに対しておこなう洗脳は、ターゲットの弱点を事前に調べて、弱点を突いて驚かせます。

この洗脳方法・手順2をやることで、ターゲットの心の穴を埋めて、洗脳者がターゲットにとってなくてはならない存在となります。

例えば、ターゲットが「父子家庭で育ち、母親の愛情に飢えている」という情報を洗脳者がどこからか調べた場合は、洗脳者は母親のように演じてターゲットに愛情を与えることで心の穴を埋めます。

また、宗教でよくある洗脳の手法が、教祖や神様によって起こされた奇跡という名のトリックを使って驚きを与える方法です。

単純な方法だと、ターゲットの家族や友人に近づいて細かい情報を事前に調べ上げておき、ターゲットが知らない情報を、透視をして言い当てたかのように演じることで、奇跡を演出します。

占い師に関しても「あなたは人間関係に悩んでいますね」と誰にでもある悩みを言い当てたかのように演じて(=バーナム効果)、会話や表情など相手の反応を見てターゲットの心理を読み取ります。(=コールドリーディング

そうすること、ターゲットは占い師に言われたことと自分の悩みを勝手に関連付けて考えてしまい、「言い当てられた」と驚いてこの占い師は本物の霊能力者だと思い込んでしまうのです。

また、組織的な洗脳者集団の場合は、ターゲットを洗脳するために教祖が起こした奇跡(=マジック)を集団で崇めたり、教祖は「神の使いだ」などと口裏を合わせてターゲットを洗脳します。

こんなことで洗脳されるかと思う人もいる思いますが、人は数に弱い生き物です。自分一人の考えよりも、大勢が正しいと考えていることの方が正しいと思い込むのです。

この心理法則を「社会的証明の原理」と言います。

洗脳方法・手順3:距離を置いて嫉妬させる

洗脳方法・手順1と2では、ターゲットと洗脳者の距離を縮めて依存度を高めていましたが、洗脳方法・手順3では、逆に距離を置いてターゲットを嫉妬させます。

例えば、好きな人が自分とは違う異性と一緒に歩いているところを目撃すると嫉妬すると思いますが、洗脳者はターゲットの嫉妬心をワザと煽って自分に対する独占欲を掻き立て、ターゲットをコントロールしやすい精神状態に持っていくのです。

また集団の場合は、「他の友達は遊びに誘われたのに自分だけ誘われずに仲間はずれにされる」「周りと比べて自分だけ待遇が悪い」など、ワザとターゲットを不公平さを味あわせます。(=公平性の原理の逆)

こうすることで、ターゲットが自ら仲間に入れて欲しいと懇願してくるようになり、洗脳者の要求が通りやすくします。

ここまでターゲットを洗脳すると、ターゲットは洗脳者に嫌われないように、言われるがままお金を払ったり、命令を聞くようになります。

つまり、洗脳者とターゲットの立場が代わり、洗脳者はターゲットにとって絶対者となるのです。(=権威の原理

洗脳方法・手順4:社会と切り離し囲い込む

洗脳を完全なものにするには、ターゲットと社会とのつながりを絶って囲い込む必要があります。

囲い込むことでターゲットの全ての価値基準を洗脳者が操ることができるようになります。

洗脳方法・手順は、今回紹介している方法以外にもあるようですが、共通しているのが「社会と切り離して囲い込む」ことで、洗脳をする上で最も重要な手順のようです。

囲い込む方法としては、「友達があなたの陰口を言っている」とターゲットにデマを吹き込んで、連絡しないように仕向けたり、単純に「仕事を辞めろ」と命令されることもあります。

また、集団の場合は、部屋を借りたり、山奥の施設など社会の情報が入ってこない場所で、同じ服装で共同生活をして、内輪の結束力を高めつつ社会とのつながりを絶っていきます。

洗脳の方法によっては、監禁して精神的に追い込む洗脳方法もありますが、逆に普通の生活が送れるパターンもあるようで、ターゲットも自分が洗脳されているという認識がない人までいます。

ある意味で教育も洗脳と同じで、学校のように社会とのつながりがない空間は、教育や洗脳をするには打って付けの環境のようです。

洗脳は心理法則の宝庫

ここまで洗脳方法と洗脳手順について紹介してきましたが、説明を読むとわかる通り洗脳は心理法則の宝庫です。

つまり、他人を騙すことを生業とする悪徳の祈祷師、霊媒師、占い師などは、他人を楽しませるマジシャンやメンタリストのような心理テクニックや人の錯覚をつく達人だと言えます。

他人に洗脳されたり騙されないためには、物事を注意深く観察して考えたり、冷静さを欠いて普段の自分と違う時に物事の判断をしないなどが必要です。

また、ある程度の心理テクニックを覚えておくのも有効で、心理学の書籍やサイトに書いてある人間の行動を決定する8つの行動原理について学んでおくと、仕事や人間関係でも役立つのでおすすめです。

 

スポンサーリンク