テストの点数を上げる勉強法はテスト!?受験や資格試験での勉強のやり方

勉強・学習

あなたはちゃんと勉強しているのに、本番のテストになると点数が伸びない人ではありませんか?

もし、そうなら普通の読み書きをする勉強ではなく、テスト対策に適した勉強をする必要があります。

受験や資格取得で落ちないためにも、学習効果が高い勉強をして合格を目指しましょう!

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勉強しているのにテストの点数が伸びない原因

真面目に勉強をしているのに、テストで思うような点数を取れない人たちがいますが、これには原因があります。

その原因とは、頭が悪いせいでもなく、不安のせいでもなく、自分の理解の深さに対する判断が間違っており、流暢性があると思い違いをするためです。

流暢性とは、情報を適切に素早く処理して出力する能力のことです。

この流暢性はテストで重要な能力ですが、勉強によって自分の流暢性があると無意識的に錯覚を起こすことがあります。

例えば、勉強後にその場ですぐに思い出すことができると、翌日や明後日になっても同じように思い出せると信じたり、課題の内容を理解するとこれ以上勉強する必要がないと思い込んだりします。

また、勉強でマーカーで線を引く、試験対策を立てる、教師が配る授業プリントや参考書など、学習テクニックでも流暢性の錯覚がおきます。

つまり、実際は勉強の内容を深く理解しておらず復習や練習の必要性があるのにも関わらず、勉強することで流暢性があると錯覚をおこすので、いざテストになると実力が足りないので点数が伸びないということです。

これを解決するには本当に理解しているのか「自分を試すこと」が必要です。

テスト対策のベストな勉強法はテスト!?

記憶には、知識を「保存する力」と「検索する力」があります。

保存する力は学んだことを覚えている尺度で、検索する力は情報の塊をいかに楽に思い出せるかの尺度です。

テストではこの「保存する力」と「検索する力」を発揮する必要がありますが、ひたすら知識を覚える勉強法では、両方の力を鍛えることはできません。

裏を返せば、テストは記憶の「保存する力」と「検索する力」を鍛えることにも使えます。

つまり、テスト対策でのベストな勉強法は「自己テスト」で、自分が本当に覚えているか試すとともに、記憶を修正して知識の整理の仕方を変える役割を果たします。

この自分を試す自己テストは、昔から使われている学習テクニックですが、記憶力を鍛えるために適した勉強法だと言えます。

読み書きの普通の勉強より自己テストは学習効果が高い

ワシントン大学の心理学者であるヘンリー・ローディガー三世とジェフリー・カーピックは、あらゆる年齢層の学生に散文、対義語、科学の話題、医療の話題など多岐にわたるものを覚えさせる実験を行っています。

その実験の一つでは、120人の大学生に科学に関する2種類の文章を、どちらか一方を7分ずつ2回勉強する実験をしました。

7分ずつ2回の勉強では、Aの文章を勉強では2回とも勉強し、Bの文章を勉強では1回しか勉強せず、もう一回の勉強時間は思い出せるだけ書く自己テストを行います。

勉強後、学生を3グループに分け、グループ1の学生は5分後、グループ2には2日後、グループ3には1週間後に確認テストを実施しました。

実験の結果は、5分後のテストでは2回とも勉強した方がテストで思い出せる文章の割合がわずかに多かったです。

しかし、2日後、1週間後とテストまでの時間が伸びるほど、1回勉強、1回自己テストをした学生の方がはるかに覚えている文章の割合は多くなりました。

つまり、読み書きで普通に勉強するよりも勉強後に自己テストをする方が、はるかに学習効果が高いということです。

勉強時間と練習時間の最適な割合

自己テストの方法で一般的なのが、単語カードを使用したり、問題集を活用したりながあります。

そして、何世紀ものあいだ学校の授業では、聖書の一節や偉人の言葉などを「暗唱する」ことに膨大な時間を使っていたとか。

コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツは、読む(勉強、覚える)時間と暗唱する(練習する)時間の理想的な比率があるなら知りたいと考え、地元の学校5クラスを使って実験を行いました。

実験では小学3年〜中学2年の子供たちに、紳士録(社会で活躍するアメリカ人の略歴が掲載されたもの)を覚えて暗唱させるというものです。

覚える数をは学年によって変え、最年少のクラスは3人分、最年長のクラスは5人分覚えさせ、覚える時間も1人分につき9分とし、その9分の使い方をグループごとに時間配分を変えました。

Aグループは覚えるのに1分48秒使い、残りの7分12秒で暗唱の練習をし、Bグループは9分を半分にして覚える時間と暗唱時間を同じ、Cグループは覚えるのに8分使い、暗唱の練習に1分使います。

3時間後、100人以上の子供たちに覚えているかぎりの略歴を暗唱させて、これにより独自の比率を出しました。

この実験の結果、最初の3分の1時間を覚える時間に使い、残りの3分の2を暗唱の練習時間にすると、覚えることにすべての時間を使ったグループよりも30%近く優れていました。

テストする最高のタイミング

アイオワ州立大学のヘルベルト・F・スピッツァーは、テスト(暗唱、自己テスト、抜き打ちテスト、試験など)で学習が向上するなら、「テストをする最高のタイミングはいつか?」という疑問を調べるための実験を行いました。

この実験はアイオワ州内の9都市にある91の小学校の強力で、総勢3605人の小学6年生が被験者となる大規模なものです。

実験では小学6年生が読むのに適した600ワードの記事を2種類用意し、児童にどちらの記事を割り当てて1回読ませました。

そして、児童を8グループに分けて、出題する内容が同じテストを2ヶ月にわたって何度か抜き打ちで実施しました。

抜き打ちテストの日程は、グループ1は1回目のテストは記事を読んだ直後、2回目は翌日、3回目は3週間後に実施するというように、グループによってテストの日程を変更して、テストの点数を比較しました。

2ヶ月後、最終テストを一斉に実施すると、記事を読んですぐに1回目のテストを受けたグループ(1週間以内に1〜2回テストを受けたグループ)が最も成績がよく、問題の約50%に正解。

対照的に、1回目のテストを2週間以上後に受けたグループの点数は低く、正解率は30%未満でした。

つまり、テストは強力な勉強法でもあり、勉強からあまり間隔をあけずにテストを実施した方が、記憶されやすくテストの点数も上がることがわかりました。

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