細かすぎる神経質な性格の人がストレスでなりやすい精神病

2017-10-10健康, 性格心理学, メンタルヘルス

ネガティブ感情に影響されやすいく、ストレスを感じやすい神経質傾向が強い性格を持つ人は、精神病のリスクが高い人でもあります。

そのため、ネガティブ感情やストレスを上手く解消していかなければ、精神を病んでしまいます。

では、神経質な性格を持つ人は、どんな精神病にかかりやすいのか紹介していきます。

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うつ病

厚生労働省の調査では、100人中3~7人の人がうつ病を経験したという調査結果があり、うつ病を含む気分障害が急速に増えているそうです。

うつ病はネガティブ感情の中でも「悲しみ」との結びつきが強く、人間関係での無視や仲間外れによるいじめ、リストラや身近な人の死による喪失感などの影響でうつ病となる人が多いです。

また、その他の原因として進学、引っ越し、就職、結婚など環境の変化に適応できないことや、薬の副作用、栄養不足や過剰摂取、体のゆがみによる血流の悪さ、気温・湿度などがあります。

精神的苦痛だけが原因ではないので、うつ病だと気づかないケースもあるようなので、うつ病の症状を理解して、早めに病院にいきましょう。

うつ病の症状は、以下の9つです。

  • 抑うつ気分である
  • 興味がわかないし、喜びもない(興味の喪失)
  • 食欲の減退または増加
  • 不眠または睡眠過多
  • 精神運動の障害(強い焦燥感・運動の制止)
  • 疲れやすい・気力がない
  • 何もかも自分のせいだと意味もなく自分を責める(強い罪責感)
  • 思考力や集中力の低下
  • 自殺について考えたり、企画したりと死について繰り返し考える

うつ病と診断されるには「抑うつ気分」か「興味の喪失」のどちらかがあり、9つの症状の内の5つ以上の症状が2週間以上続いて、生活に支障をきたしている時です。

気分変調性障害(旧:神経症性うつ病、抑うつ神経症)

気分変調性障害は、うつ病までいかないが軽い抑うつ症状が慢性的に続いている状態の障害で、最低2年以上(子供は1年以上)抑うつ状態が続くと診断されます。

気分変調性障害の症状は、抑うつ状態が軽度なだけで、うつ病とほぼ同じ症状が出るため、うつ病と間違われることもあるようです。

不安障害

神経質な性格をしている人は、不安を感じやすいため、不安障害になりやすい性格でもあります。

不安障害は、過去のトラウマなどで、不安が拭えないことやストレスが精神的なものごとが原因です。また、社会的に個人の考えや価値観を押さえつけられることも原因です。

今回は特に不安障害で代表的な物を紹介します。

社会不安障害

社会不安障害は、対人関係などで他人の評価気にしたり、人目を浴びて恥をかくことに強い不安が原因で、動悸や手足の震え、吐き気、発汗、赤面などの症状が強くでる精神病です。

単なるあがり症の場合は、繰り返して慣れることで、あがりにくくなります。

社会不安障害は、繰り返してもなかなか慣れることがなく、対人関係を上手く築くことができないので、集団から孤立してしまい、人と関わることを避けるようになります。

社会不安障害の人が不安に思う場面として最も多いものが、「見知らぬ人やちょっとだけ顔見知りの人との会話」や「人前での発言やスピーチ」です。

特定の恐怖症

特定の恐怖症は、特定の対象や状況に対して、強い恐怖を示す精神病です。

恐怖心を持つことは動物としては自然なものなので、正常な反応である恐怖心と恐怖症とを区別するには、特別な苦痛や回避行動、生活機能障害がないと精神病だとは診断されません。

世界保健機関では、動物、昆虫、鳥類、爬虫類、雷、闇、閉所、飛行、高さ、社会の恐怖症を挙げており、代表的なものだと暗所恐怖症、高所恐怖症、動物恐怖症、閉所恐怖症があります。

パニック障害

パニック障害は、恐怖症のように何らかの原因あるのではなく、突然思ってもみないところで「パニック発作」が起きるという症状の精神病です。

パニック発作では、激しい動悸、呼吸困難、めまいなど突然見舞われます。そのため、また発作を起こすかもしれないという「予期不安」を強めてしまいます。

そして、パニック発作が起きた際には、その場から逃げられないという妄想をするようになり、自宅にひきこもりがちになり、生活範囲を限定する「広場恐怖症」になります。

強迫性障害

強迫性障害は、強迫観念と強迫行為の2つに分けられており、どちらかの症状があると強迫性障害だと診断されます。

強迫観念とは、無意味ないし不適切、侵入的と判断され、無視や抑制しようとしてもこころから離れない思考や衝動、イメージなどのことです。

強迫行為とは、強迫観念によって高まる不安を緩和したり、打ち消して頭を空っぽにしようとするための行為で、本人がバカバカしいと思っても、駆り立てられるように行います。

具体的には、潔癖性があり、病的に汚れや雑菌を意識して、トイレ後にこれでもかと手を洗い続けたりします。

心的外傷ストレス障害(PTSD)

強烈なショック体験によって、心的外傷(トラウマ)を追ってしまい、それが原因で苦痛や生活に支障がでるものです。

基本的な症状は以下の3つがあり、この症状が1ヶ月以上続くとPTSDだと診断されるようです。

  • 警戒心が強く、緊張感が続いてしまい不眠症になる
  • トラウマとなった体験に関する物事を回避しようとする
  • トラウマとなった体験を追体験する(フラッシュバック)

PTSDになる体験には、地震や洪水などの自然災害から、事故、戦争やテロ、いじめ、虐待、監禁、レイプ、パワハラ、モラハラなどがあります。

接食障害

摂食障害には、単なる食事での異常行動ではなく、対人関係でのストレスに対処できないことや社会に適応できないこと、コミュニケーション力不足が原因で依存症の一種です。

心理的には、自己評価と体重や体型と結びつけており、体重や体型に過度なこだわりを持っています。

摂食障害は、拒食症と過食症に分類されて、それぞれ症状も違ってきます。

拒食症の症状は、体重が著しく減少しているのに、太りたくないので食事制限をしたり、他人を安心させるために、人前では食べて見せて、その後トイレに食べたものを全て吐くという行動をとります。

過食症の症状は、食事の量のコントロールが失われて、短時間に大量にむちゃ食いをして、その後に体重増加を防止するために絶食や食事制限したり、その後拒食症のように嘔吐したり、下剤を乱用します。

また、摂食障害の症状以外にも、抑うつ症状やリストカットなどの自傷行為・アルコール乱用したり、社会不安障害や強迫性障害などの不安障害との合併することも多いようです

神経質な人は精神病に注意して生活しよう!

以上が神経質な性格の人がなりやすい精神病です。

いずれの精神病も認知療法やセロトニンの薬を使って治療するようなので、脳の前頭葉の前頭前皮質を鍛えて認知力を高めたり、セロトニンを多く分泌する生活習慣を身につけることで予防できます。

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