成功やトッププロになるには10年間で約1万時間の努力や練習が必要【1万時間の法則】

2017-06-19仕事

才能と努力では努力の方が大事ですが、実際に成功者や世界で活躍するトッププロはどのくらいの期間を練習や努力に費やしているのでしょうか?

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天才と秀才を分ける要因

ドイツのベルリン美術大学の音楽専攻は、世界で活躍する一流の芸術家となるピアニストやバイオリニスト、作曲家、指揮者などを輩出しています。

特に音楽専攻の中でも世界レベルのバイオリニストを輩出していることで知られていますおり、もともと選ばれた学生だけがいます。

そこでドイツのマックス・ブランク人間発達研究所では、バイオリン科の学生に絞って将来的にトッププロになる学生と単に優秀な学生を分けるものは何か理解する研究を始めました。

研究では大学の教授陣に優秀な順にランク付けしてもらい、学生を3つのグループに分けて比較するようにしました。

  • Sランク:将来世界的なソリストとしてのキャリアを歩む可能性が高い学生(天才)
  • Aランク:優秀だがスーパースターほどではない学生(秀才)
  • Bランク:普通よりは優れているが他のランクと比較して技術的に低い学生

また、Sランク学生が卒業後に入団する世界的に名声があるオーケストラのバイオリニストの中から被験者を選び、Sランク学生の20年後以上の将来像を見ることにしました。

研究では学生が1週間の学生の行動を詳細に調査しており、15分ごとに睡眠、食事、授業、自主練、仲間との練習などの活動を記録してもらい、どのように時間を使っているか詳細に記録してもらいました。

また、学生に音楽的経歴や音楽技術向上についての徹底した聞き取り調査で意見を聞いたところ、「技術向上には一人での練習が大事」「十分な睡眠を取ることが極めて重要」「努力や練習は楽しいと感じない」など、回答は同じでした。

しかし、3つのグループで明らかに大きな違いがありました。それは大学に入学する18歳までに努力や練習に費やした時間の合計でした。

天才が費やす努力・練習時間はどのくらい?

ベルリン美術大学などトップレベルの大学に合格できる真剣にバイオリンに取り組む学生は、スケジュールに一定の練習時間を確保しており、10~11歳になる頃には毎週15時間も練習に没頭します。

そして、さらに年齢が上がると真剣な生徒は毎週の練習時間を増やす傾向にあり、教師に言われた練習プログラムに従って、特定の技術の習得を一人で行います。

先ほどの調査では、18歳までに費やす練習時間の合計に違いがありましたが、具体的な数字で3つのグループのそれぞれの平均時間は以下の通りです。

  • Sランクの学生:18歳までに平均で7410時間
  • Aランクの学生:18歳までに平均で5301時間
  • Bランクの学生:18歳までに平均で3420時間

また、Sランク学生の将来像となるトッププロのバイオリニストは、18歳までに平均7336時間練習しており、現在のSランク学生とトッププロでは同程度の練習時間を18歳までに費やしていました。

そして、学生が20歳までに練習時間の合計は平均1万時間を超え、努力や練習量の違いが学生のランク付けに直結していることが明らかでした。

これはバイオリンだけ当てはまる話ではなく、スポーツやダンス、チェスなどの対戦ゲーム、学者などでも同じで、最上級のレベルに達するには10年以上をかけて約1万時間の努力や練習が必要だと分かりました。

このように1万時間費やせばプロになれることを「1万時間の法則」といい、Microsoft社のビル・ゲイツやロックバンドのザ・ビートルズ、モーツァルトなどは、1万時間の努力をしていたと言われています。

正しい努力をしないと「1万時間の法則」は当てはまらない!!

1万時間の努力や練習をやれば誰でも世界的なトッププロになれると思った人もいるかもしれませんが、それはただ単にがむしゃらに努力すれば良い訳ではなく正しい練習の方法や努力の方法を実践した場合です。

実際は1万時間の努力や練習を行わなくてもトッププロになる人もいれば、もっと長い時間をかけないとダメな人もいます。

ただ、確かなことはプロになるための正しい練習の方法や努力の方法を身に付け、長い時間をかけて自分の限界に挑戦し続ける練習や努力をやり遂げる覚悟が必要だと言うことです。

では、成功者やその道のプロになるにはどのような練習の方法、努力の方法を実施しなければいけないのでしょうか?

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Posted by curious