人間が悲しむ原因となる4つの喪失タイプ

感情心理学

大好きな恋人に振られたり、大切なものを無くしたり、幸せだった頃のことを思い出したりするなど、人はさまざまな場面で悲しい気持ちになります。

このような悲しみの感情が湧き上がる原因は、何かしら喪失をすることで起きています。

その人間が悲しむ原因となる喪失には4つタイプがあります。

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愛する人を失うことは最も悲しい

あなたにとって大切な人、愛する人とは誰ですか?

もしも、その人が何らかの事故や災害、事件によって亡くなってしまったなら、あなたは強い悲しみに支配されて何も考えられなくなります。

このように誰でも大切な人、愛する人を失うことは、他の喪失の中で最も衝撃が強く、深い悲しみがあります。

そして、喪失の強さは「相手に対する思いの強さ」と「喪失の理由」で変化します。

相手に対する思いの強さでは、一般的に他人よりも仕事仲間、仕事仲間よりも友人、友人よりも家族という順に思いは強くなり、喪失の悲しみも強くなります。

喪失理由では、「簡単に会えない遠くの場所に引っ越した」「喧嘩して距離ができた」「失恋や離婚」「死別」などの理由があります。

喪失理由はどれも悲しくなりますが、絶対に会うことができない「死別」は、他の喪失理由の中では最も悲しみは強くなります。

大切なもの・価値が高いものを失う

自分にとって大切なもの・価値が高いものを失うことでも人は悲しみます。

ものの価値は値段の高さもありますが、その人の思い入れのある品でも価値が高くなります。

人によっては高価な品を失くすよりも、安い品でも思い入れが強い物に価値を置く人も多いでしょう。

例えば、大切な人の形見、結婚指輪、家族とのたくさんの思い出が詰まった家など、その人にとっては唯一の品で大切なものです。

その唯一の品を無くしたり、壊したりするとその喪失感で悲しくなってしまいます。

現在の地位や立場、身分などに関わるものを失う

人は現在の地位や立場、身分などに関わるものを失ってしまうと悲しくなります。

現在の地位や立場、身分などに関わるものとは、具体的には人間関係や年齢、健康、自由、平等、成功などのことです。

例えば、人間関係だと所属していたグループないで仲間はずれにされたときは、今まで当然だった関係性が失われたので悲しくなります。

年齢では特に女性は若さを失うと、人や文化によって悲しくなることがありますし、健康だったのが病気や障害を持つと悲しくなります。

他にも自由が制限されると悲しいですし、不平等でも悲しいし、試験などに失敗すると悲しくなります。

目的や価値観を失う

私たちは個人的にさまざまな目的や価値観を持ちますが、それらを失うと人は悲しくなります。

例えば、最近は転職する人が多いですが、これは仕事や職業が自分が思い描いていたものとは違って失望したからです。

あるいは仕事で頑張っても努力したのに昇進や収入が増えることがなく、その努力が報われないと悟ったときに失望して転職を考えます。

また、自分よりもくだらない人間が昇進や成功するのを見ると、自分の価値観が傷ついて失望します。

このように期待外れや努力が報われないことで目的を失うことや、理不尽な出来事で傷つき、これまでの価値観を失うと悲しい気持ちになります。

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