アルバイトや契約社員なら必見!不安定な雇用による健康への悪影響

健康,仕事

日本でも臨時雇用、パートタイム(アルバイト)、契約社員、フリーランスなど、不安定な雇用形態で働く人は大勢います。

不安定な雇用には、失業、収入が安定しない、将来の病気や事故など不安やストレスを抱える人は大勢います。

今回はこのような不安定な雇用での不安やストレスが健康におよぼす悪影響について紹介します。

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世界で不安定な雇用形態が増えている

世界の労働市場は、人員削減がたびたび行われるほか、臨時雇用、パートタイム(アルバイト)、契約社員といった不安定な雇用形態が増えています。

1977〜2006年の間に「職を失うリスクが大きくなったと感じる人の割合」は毎年1.5%ずつ高まりました。

2007年12月に始まった景気後退の期間では、650万以上の雇用が失われ世界各国で人員削減が相次ぎました。

ペンシルベニア大学ウォートン・スクールのピーター・キャベリ教授は、「平均的な企業の終身雇用は、特に男性社員に関してかなり前から減り続けている」と指摘。

多くの社員が人間関係を切り離したビジネスライクな取引に基づいた不安定な雇用契約を結ぶようになりました。

日本でも労働市場の柔軟性が高まるにつれて、非正規雇用が増えています。

つまり、雇用する側は不安定な雇用形態は柔軟な労働市場とみますが、労働者にとってはリスクの大きい市場となっています。

健康に悪影響がある不安定な雇用

不安定な雇用形態はストレスが多く、心身の健康に悪影響があるとはっきりしてます。

特にメタ分析によるとメンタルへの影響が大きいということです。

スウェーデンで900人の従業員を対象に行った長期的な追跡調査では、臨時雇用契約で働く人たとは、自己申告による健康状態が心身ともに悪化したことがわかりました。

韓国での調査では、雇用不安定に直面した人は、受動喫煙(発ガン性がある)と同程度の健康への悪影響を受けたことが判明。

職場のストレスが健康への悪影響についての調査では、アメリカでは雇用不安定に起因する年間超過死亡数は29,000人におよぶという結果が出ています。

これは雇用が不安定だと「人々は自分で自分の生活をコントロールできないと感じる」からです。

そして、実験とフィールドデータに基づく研究によると、「雇用不安定は鎮痛剤の消費を増やし、その結果として痛みに対する耐性が低下する」ことが指摘されています。

また雇用不安定の健康への悪影響を受けるのは本人だけではありません。

社会的な伝染効果により、雇用形態に関わらず雇用不安定に直面した人と一緒に働く人たちも、「自分もいずれ同じ道を行くと不安感を抱く」ため、正社員にも健康への悪影響を与えます。

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Posted by curious