言葉にならない感情を言語化!ティッカーテープ思考への理解を深める方法

2020-06-09ポジティブ心理学

ティッカーテープ思考とは、頭の中をさっとよぎる思考のことで、ときに意識外で起きています。

私たちの感情や行動は、できごとに対する解釈の仕方によって生じています。

そのため、ティッカーテープ思考に注意深く耳を傾けることは、自分の感情や行動、自身の心の理解につながります。

ティッカーテープ思考について理解を深める方法には、次の3つがあります。

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思考を言語化する「ビーパーワーク」

ティッカーテープ思考に対する意識を高める有効な方法に「ビーパー(ビープ音)・ワーク」があります。

ビーパーワークとは、自分の時計かコンピュータ機器に、ランダムな間隔でビーッと音を発するように設定し、ビープ音を聞いたら、自分の考えることに注意を向けます。

そして、その瞬間に自分の脳裏にある一切のことを紙などに記録する方法です。

自分の心の声に耳を傾けることは、慣れるまでに時間はかかるが、身につけばより多くのことに気づけるようになります。

そして、ビーパーワークが上手くできるようになったら、逆境に直面するたびにティッカーテープ思考を聞く練習をしましょう。

ティッカーテープ思考は「なぜ」思考と「次は何」思考が重要!

レジリエンスを高めるときに、特に2つのカテゴリーのティッカーテープ思考について理解することが重要。

それは原因を探る思考(「なぜ」思考)予期するときに働く思考(「次は何」思考)です。

「なぜ」思考は、問題が起きたときや結果が予想と違うときに、「なぜ」と自問することで原因を探し出し、状況を改善するのに有効です。

そして、「次は何」思考は「次に何が起きるだろう?」と予測することで、将来的に何を意味するかに意識を集中するのに有効です。

例えば、誰かとケンカして関係が拗れた場合、「このままお互いの関係が良くならないと…なるかもしれない。」と、今の状況から推測される未来について考えます。

ただ「次は何」思考は行き過ぎる場合があります。

ほとんどありもうもない、現実的に起きないことまで予測すると、自分の問題解決の努力の妨げになるので注意。

ダメなパターンのティッカーテープ思考

ティッカーテープ思考には、「なぜ」思考でも「次は何」思考でもないこともあります。

もし次のようなティッカーテープ思考は有効でないので、レジリエンスを高められないので、考え直す必要があります。

ナレーション

ティッカーテープ思考は、ナレーションのようになることがあります。

例えば、こんな感じです。

「私はパートナーとまたケンカした。今日はこれで5回目の言い争いだ。私の頭の中はケンカのことばかり。」

この説明では、問題の原因に対処していないし、未来の結末も考えていません。

ただ単に起きたできごとをナレーションしているだけです。

評価

また、ティッカーテープ思考は評価になることがあります。

例えば、こんな感じです。

「パートナーとのケンカは疲れた。もうやってられない。言い争いするのは我慢できない。」

この説明でも、自分の思いだけのティッカーテープ思考になっています。

【ティッカーテープ思考を活用するABC分析】レジリエンスを高めるスキル「自分をABC分析する」 – ポジティブ心理学テクニック

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