普通のアイデアと真の発明の違い!創造的思考の2つのタイプ

創造力・アイデア

新しい商品やサービスを考えたり、面白いコンテンツを作る、今まで頭を悩ませていた問題を解決するなど、これらを生み出す創造力の重要性は増していきます。

この創造力には改良的創造力と独創的創造力の2つのタイプがあり、思考の方法に違いがあるので紹介します。

(※改良的創造力と独創的創造力は「思考は現実化する」という著書の中で使われている言葉で、便宜上使っています。)

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改良的創造力(過去の最適化)

創造力を具体的に説明すると、「バラバラな知識や情報を一つの意味のあるものに統合する能力」のことを言います。

そして、創造力の中で既存の知識や情報、概念を別の視点で統合したものが「改良的創造力」です。

改良的創造力を別の言い方で表現すると、すでに存在している過去の物事を組み替えることで、現在に最適化しているので「過去の最適化」だとも言えます。

例えば、スマホはこれまでのコンピュータと電話、タッチパネルの融合であってお金さえあればスティーブ・ジョブズじゃなくてもいずれ誰かが作っていたでしょう。

さらに機械の性能をアップデートすることや、売れない商品を消費者のニーズを読み取って売れるように作り変えることも改良的創造力です。

なので、問題の原因がわかっており、かつ既存の豊富な知識と情報さえあれば、あとは組み替えて問題解決するだけなので、誰にでも改良的創造力を発揮することはできます。

独創的創造力(真の発明)

既存のものの組み替える過去の最適化である改良的創造力に対して、独創的創造力は今までにないものを創造する真の発明のことを言います。

例えば、火薬や活版印刷、羅針盤、電球、ワクチン、抗生物質、麻酔、金属加工、レンズ、電話、飛行機、コンクリート、コンピュータ、言語、数字など、どれも人類史上で偉大な発明で人々の生活を大きく変えました。

このような真の発明をするためには、誰でもできることではありません。

なぜなら、独創的創造力は既存の知識と未知の知識を統合する必要があるからで、未知の知識とは人類史上で初めての発見です。

なので独創的創造力ができるのは、何かしら研究でノーベル賞を受賞するレベルの話なので、あまり普通には縁がありません。

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