【ホンマでっか!?TV】認知症のワクチンなど最新医療技術&現代のいろんな依存症

2017-07-23ホンマでっか!?TV

医療の技術革新は目覚しく、最近では認知症を予防するワクチンや超音波で皮膚を撫でるだけで脂肪分解して痩せられる美容技術など、最新の医療技術を紹介します。

また、恋愛依存、SNS依存、パワースポット依存など、現代にはびこるヤバイ依存症を紹介。

最新の医療技術についてのホンマでっか!?情報

近年、医学の世界は目覚ましいスピードで進歩しており、次々と革新的な医療技術が開発されている。

世界初!認知症を予防できるワクチンが開発される

オーストラリアのフリンダース大学とアメリカのカリフォルニア大学の共同研究で認知症を予防するワクチンを開発しており、アメリカは2016年だけでも認知症予防と治療の為に約1000億円この研究にかけているとか。

アルツハイマーは「アミロイドβ」と「タウタンパク」の2つのタンパク質を脳内に蓄積することで起きることが解っています。

このタンパク質が脳内に蓄積されていくと最終的に脳細胞が死んでいくので、この2種のタンパク質を分解することができると認知症を予防することができるので、かなり有効なワクチンです。

なので、50歳ぐらいからワクチンを打っていれば認知症を予防できるようになります。

撫でるだけで脂肪を溶かして痩せる最新マシンがある!!

現在は超音波で皮膚に当てる層の深さを調節できるので、脂肪そのものに焦点を当てることができ、熱で脂肪に穴を当てることで脂肪を分解することができます。

分解された脂肪は、異物を食べる細胞のマクロファージが食べて、尿として体外に排出されます。大体1週間ぐらいすると痩せることができるようです。

マツコさんぐらいだったら5~8回やれば島崎和歌子さんぐらいになれるようで、料金はお腹周りで1回約30万円です。

最新マシンはエコー検査のように撫でるだけなので、肌を傷つけることなく施術後は包帯を巻いたり安静にすることもほとんどないため、次の日には仕事もできるとか。

いびきがほぼ100%無くなる装置が開発

CPAPといって睡眠時無呼吸症候群を治療する医療器具で、マスクから空気を送り込み閉塞した軌道を広げる装置があります。

これは今まで無呼吸状態で作動させていた器具で、いびきがあった時に作動するようにプログラムを書き換たものです。

いびきは慢性疲労の原因となっており長時間寝ても疲れが取れないという方はいびきをかいています。

いびきの原因は、軌道が狭くなり空気が通りにくいことで、酸素を吸えなくなって苦しくなると、体が自動的に血圧をあげたり心拍をあげたりして対応しています。

睡眠では約4000回呼吸をしており、気道が小さいと肺を膨らませるのにかなり疲れてしまいます。

気道を広げる事でいびきをかかなくなり質の良い睡眠を取れ、朝まで疲れが残りません。

また、女性は関係ないと思っているかもしれませんが、女性は肺活量が少ないのでいびきの音は男性よりも小さいです。

女性は酸素量が少ないし貧血で低血圧があるので、女性でいびきをかいていると小さくても危険です。

いびきをかいているか確かめるには、目が覚めてから4時間後が最も覚醒している状態なので、その時間に眠気を感じている人は絶対に睡眠の質が悪い証拠です。

ゲノム編集で人の遺伝子を自由に書き換えられる

今一番ホットな最新医療は人の遺伝子を自由に書き換える事ができるゲノム編集だそうです。

今までも遺伝子を書き換えることができましたが、最新のものはピンポイントに遺伝子情報を自由自在に書き換えれるゲノム編集技術が登場したとか。

しかも、ちょっとトレーニングしれば高校生でもできる技術だそうです。

これは動物ではすでに成功しており、人でも免疫細胞を編集してスーパー免疫細胞を作り、がんやエイズをやっつけるという可能性が物凄くあるようです。

実際に使えるようになるには5~10年かかります。

倫理的に難しいところがありますが、受精卵の段階でゲノム編集すると人を自由自在にデザインすることができます。

豚の臓器を人間に移植して臓器移植やドナー問題を解決できる

移植の医療で豚の腎臓を人間に移植するということができるようです。

気持ち悪いと思うかもしれませんが、現在すでに加工した豚の心臓弁を人に移植することは行われています。

臓器移植は臓器部移植問題やドナーの問題があるため、豚が使えるようになるとこれらの問題が少なくなります。

豚を人間に使えるようにするには、豚にしかない特殊な細胞の表面の構造を人間型に変える必要があり、ただ構造を変えるだけでなく患者さんの形に似せることも可能になるかもしれません。

豚の腎臓移植の臨床治験は5年以内に行われる可能性があります。

唾液で疲労度を測り過労死を問題解決

最近、過労死が問題になることが多いですが、唾液を測るだけで人の疲労度が分かります。

疲労と疲労感を別物で、能天気な人や普段から意欲のある人は疲労感を感じにくい人で、好きなことをやっていると疲労感は感じませんが体は疲労しています。

実際に過労死している人を調べると、普段は疲労感を訴えていない傾向の人が多く、疲労感ない疲労が蓄積した結果過労死しているようです。

なので、疲労感ではなく疲労を客観的に測定する必要がありますが、実際に行われているのが唾液中のヘルペスウイルスの量を測るという検査です。

ヘルペスウイルスは誰でも必ず持っており、疲労を感じるとヘルペスウイルスは体から逃げ出して誰かに移ろうとします。

それが表面に出てきた場合は帯状疱疹や口唇ヘルペスで、帯状疱疹の場合は抱き合うことで移りますが、一番簡単なのが唾液から移ることが効率的だそうです。

なので、唾液中のヘルペスウイルスが増加するということは、その人にダメージが蓄積しているということなので疲労している証拠となります。

これができると、過労死の防止につながったり、職業ドライバーなどの労働衛生管理にも使えるようになります。

将来、トイレをするだけで健康度をチャック

もっと最近で言えば、歯ブラシにAI(人工知能)がついてセンサーで唾液をみたり、トイレにAIをつけることで、血液を取らなくても尿と便を自動的に分析して健康度が分かるようになります。

度を越して浮気を疑うオセロ症候群とは?

パートナーが浮気をしている思い込んで疑い確認することをとことんまでやるオセロ症候群というものがあります。

例えば、パートナーが異性を見ててもダメ、街へ出てもダメ、携帯電話を全部チェックするそうです。

若い人は妄想障害と言って妄想そのものが病気ですが、高齢者の場合は認知症に伴ってオセロ症候群になってしまうケースがあります。

度を越したケースだと、警察が使っているような捜査装置を買って監視をするなど度を越してくるそうです。

実際に83歳のおばあちゃんと89歳のおじいさんが、外来でコイツは浮気をしていると喧嘩をしている現場がありました。

認知障害の妄想で多いのが嫉妬妄想と物盗られ妄想で、「私のお財布からお金を抜いた」「土地の登記簿を盗んだ」「誰かが実印を持って行った」など、自分がどこかにしまい忘れているだけなのに誰かが盗んだと言い出すとか。

貼るだけで投薬できる痛くない注射

美容医療現場では、皮膚から針で浸透させる「マイクロニードル」という痛くない薬の開発が進んでいます。

シールみたいなシートに、マイクロニードルという数10~100ミクロンの痛点よりも小さい針がついおり、針に肌に良いコラーゲンやエラスチンの元となる成分が入っており、シールを貼って寝ると次の日肌が良くなります。

これは美容医療だけでなくインフルエンザやインスリン注射など、様々な病気の新しい投薬手段として注目されています。

細菌を飲むと痩せる体になる

痩せている人を調べると腸内細菌にアッカーマンシア・ムシニフィラという細菌がいっぱいあることが分かりました。

人によって腸内細菌は約1000兆個も持っていますが、その内の4%がアッカーマンシア・ムシニフィラだそうです。

太ったネズミにこの細菌を飲ませると痩せたそうで、太っている人はアッカーマンシア・ムシニフィラが一匹もいないかもしれません。

アッカーマンシア・ムシニフィラの働きは、腸壁に働きかけて腸壁の細胞の遺伝子をコントロールして粘液をいっぱい出させるそうです。

粘液がいっぱいあると太る要因のリポ多糖が吸収されない為太りにくくなるそうです。

痩せた人の便をカプセルに詰めて飲むことで肥満を解消

太った人と痩せた人では腸内細菌が違うという話がありますが、アメリカで痩せ型の人の便をフリーズドライにしてカプセルに詰めて、太っている人の飲ませるという臨床治験が始まりました。

これは元々、偽膜成長炎が便の移植で治るのですが、便の移植後に太る人がおり調べるとドナーが肥満の人だったという事から、肥満が移るのなら痩せるのも移ると考えたためです。

腸内は幸せホルモンのセロトニンが脳内よりも多いので、もしかしたらさんまさんから便をもらうと幸せホルモンを作る腸内細菌が多い可能性があります。

知らないとヤバイ!依存症のホンマでっか!?

今回のテーマは「依存症」に秘められたヤバイ情報を紹介。

「断捨離依存症」がヤバイ

ここ数年、断捨離をして「片付けると幸せになれる」という文化が広まっており、逆に「片付けないと私は不幸になる」「不幸なのは片付けないせい」と思い込んでしまう人がいるようです。

去年は「ミニマリスト」が流行語で、おしゃれな主婦が持たない暮らしがかっこいいという流行りがありました。

ミニマリストに影響された世田谷暮らしの30代女性は、テーブルもなくテレビも片付けて家の中に物がないとか。

物があることが気持ち悪いと思っているので物を買わないようで、もし必要な物がある場合はわざわざ近所に借りに行くようです。

そういう人ほどブログにすっきりした部屋の写真を載せており、一定数の指示を受けてはいますが近所迷惑な人なので近所の人たちには嫌われています。

親のスマホを使って「SNSに依存してプチ家出をする子供」がヤバイ

現代ではお父さん、お母さんが自分のスマホを手軽に子供に貸しています。パパ・ママのスマホはフィルタリングされていないので子供は有害なものを何でも見ることができます。

子供は親のスマホを借りて無料通話アプリをダウンロードして、知らない人とやり取りをし始め自分のプライベートなことも話すようになります。

そうして、子供が知らない人と親密になって会ってみたいと思い夏休みにプチ家出をして会いに出かけるようです。

親は子供に携帯を持たせなくないため自分の携帯を貸しますが、子供用の携帯を持たせるよりも親の携帯を貸す方が遥かにリスキーです。

また、よくあるケースでは子供はゲームをしたいからと携帯を親に借り、戻ってきた携帯を見てお母さんは無料通話アプリがダウンロードされていることすら気づいていなかったとか。

「パワースポット依存」で子どもの学校を休ませる親がヤバイ

ハマるタイミングは人それぞれですが、あるケースでは体調が悪くて医者に行っても原因が分からなかったが、パワースポットに行ったら体調が良くなったという経験を親がしました。

そうすると、子どもの体調が悪い時に学校を休ませてパワースポットに行ったり、パワースポットに通い詰めてお金が無くなってしまった人もいるとか。

パワースポットに依存すると、悪いことがあるたびにパワースポットに行ってないせいだと思い、逆に良いことがあるとパワースポットに行っているおかげだと思い込んでしまっているようです。

アラフィフの「体いじり依存症」がヤバイ

40代後半から50代前半のアラフィル(バブル世代)の人は、私はまだヤレるとかもっとキレイになれるとか根拠のない自信を持った世代です。

こういう人たちが、最初はヒアルロン酸やボトックス注射などのプチ整形をし始めて、エスカレートしていき依存症になるケースがあります。

例えば、接客業の方で美白シミ取り月2万円のプチ整形をして「こんなに変われるんだ」と感動したことがきっかけで、エステで全身痩身約50万円、歯が気になり外車を売ってインプラント約300万円、マンションを売って豊胸手術、しまいには韓国の脚を伸ばす手術にまで手を出すしまつ。

周りから「一体何目指してるの?」と聞かれると「自分に負けないため」と答えますが、こういう人は10代の娘と張り合って若い肌のキレイさに嫉妬してさらにエスカレートします。

熟年の「アイドル依存」がヤバイ

最近では40~50代で若いアイドルにハマる人が急増しているようです。

ある男性の場合は地下アイドルや韓流アイドルなどにハマり、50代だと役職についているため経済力や時間があり、ワールドツアーやプレゼントを貢ぐとか。

ポスターやグッズは、別に部屋を借りて溜め込んでいるため奥さんには気づかれません。

また、この男性は受験生の子供がおり、妻は子供にかかりっきりなため夫の行動に気づかずエスカレートしていき、子供の教育費や大学進学費用にまで手を付けました。

仕事を休んで四六時中彼氏を張り込む「恋愛依存の女性」がヤバイ

恋愛依存の典型的なパターンで、付き合っている彼氏が常にどこにいるかを把握していないと不安になり、過剰なケースだとGPSを彼に付けるようです。

彼氏は「気づいてないケース」と「気づいているケース」があり、依存しあっているカップルの場合、度を超えた束縛に気づいててもそれが気持ち良いと感じてしまいます。

逆に彼氏に嫌がられて逃げられると、監視できずに仕事を退職する女性もおり彼氏が帰宅して寝る時間だけ安心できるので夜の仕事で働きに行く女性もいるとか。

子供たちが陥っている「つながり依存症」がヤバイ

とにかく誰かと繋がっていないと自分は地球上でたった一人で存在価値がないと思い込む子どもが増加しています。

これはSNSなどインターネットで誰とも繋がりやすくなったことが原因です。

また、繋がっていないと不安だと思うことと相反して、SNSやネット上でしかコミュニケーションを取れない対人恐怖症になる子も多いとか。

これにより、子どもたちのデートのあり方が変わっており、実例だとフードコートで中学生カップルが2人でいるのにずっとスマホをガン見しており、その理由を聞くと「SNSの返信」や「自分たち2人の噂を検索することが忙しい」という返答。

そして「リアルで話すよりスマホの無料通話アプリでやり取りしている方が楽しい」と思っているようです。

【広告】