ワーキングメモリを鍛えて脳機能が向上で得られる11のメリット

2017-08-26ワーキングメモリ

ワーキングメモリは情報を頭の中に置いて意識して情報処理する能力のことで、ワーキングメモリを鍛えるとあらゆる成功を手にする可能性を高められます。

例えば、ワーキングメモリは脳機能なので仕事、学業、スポーツ、人間関係、ダイエットなど分野を問わず多岐に渡って成功できます。

今回はワーキングメモリを鍛えて脳機能を向上で得られる11のメリットを具体的に紹介し、あなたがどんな能力を獲得できる見ていきましょう。

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ワーキングメモリを鍛えて思考力と想像力がアップすることのメリット

ワーキングメモリを鍛えると思考力や想像力がアップして、素早く考えたり、判断力が付きます。

 

素早く思考してアドリブできる

人生では予想もできない事態が起きることも少なくありません。

例えば、面接を受ける時に、あらかじめどんな質問がされるか考えて面接に望みますが、予想もできない質問をされることがあります。

他にも会話や仕事でプレゼン中に予測していない質問を受けて焦ってしまったり、事件や事故、災害などに襲われてしまうこともあります。

このような予測できない事態に襲われたとしても、ワーキングメモリを鍛えていれば、素早く思考して「良い答えを絞り出す」「気の利いた言葉が言える」「適切に判断する」とったアドリブを利かせて対応できます。

知識や記憶に基づく冷静な判断ができる

衝動的な行動が目立つ人は、子供のように自分がその時に感じたままに「好き」か「嫌い」でものごと判断してしまいがちです。

このように、後先考えずにその時の気分や感情で判断すると、後々リスクが高い失敗をして「あの時こうしてれば良かった」と後悔してしまいます。

それに対してワーキングメモリを鍛えている人は、魅力的な誘惑を感じていても感情的な判断を下す前に一歩引いて冷静になり、自分の感情と知識や記憶に基づく考えを天秤にかけて冷静な判断をします。

しかし、ワーキングメモリを鍛えて理性的になっても、自分の知識や記憶が絶対に正しいと思い込むことは危険なので注意が必要です。

優れたスポーツ選手になる

以外に思う人もいるかもしれませんが、強いワーキングメモリはスポーツの分野でも活躍します。

特に球技でのことですが、球技で勝つには相手チームの作戦に対して、自チームはどのような攻守するか読み合いに勝つことが大事です。

これは対面する選手同士でも同じで、相手の動きや思考を瞬時に判断して最高の手段を選択しますが、ワーキングメモリは素早く考えて判断をすることに役立ちます。

しかし、ワーキングメモリはストレスに弱く、プレッシャーがある場面ではうまく働かないことがあります。

そのため、本番でプレッシャーがかかる場面でも素早く考えて判断できるようになるために、ワーキングメモリに負荷をかけながら練習することが必要です。

ワーキングメモリを鍛えて集中力アップによるメリット

ワーキングメモリを鍛えると集中力がアップして、注意散漫の原因になる雑音などの余計な情報を排除することができます。

そうなることで、様々な効果が期待できます。

重要事項に集中して成功できる人間になる

私たちは毎日、多くの情報に触れて情報を上手く活用することで、他人との差をつけて競争に勝手います。

情報を上手く活用するには、たくさんの情報の海に呑まれることなく処理して、情報を整理して優先順位をつけることが大事で、ワーキングメモリを鍛えるとその情報処理が早くなります。

そして、ワーキングメモリを鍛えて情報処理を素早くできると、自分にとって重要事項に集中して取り組むことができるようになり、成功しやすい人間になります。

成功の定義については人それぞれだと思いますが、重要事項には家族の団欒、友人との交流、資格の勉強、健康維持、収入アップ、様々な問題の解決とった事に集中できます。

適応力と集中力が高まり学習能力が向上する

教育者の間で勉強の成績は学習スタイルが大きな影響を及ぼしていると考えられており、一般的に学習スタイルには以下の4つに分けれらます。

  • 言語型:言語を基盤とした学習方法を好む
  • 視覚型:絵や映像などを利用した学習法を好む
  • 分析型:学習中、細部に注目するのを好む
  • 全体把握型:学習中、ものごとの全体像を把握するのを好む

勉強で言葉で理解しやすい人もいれば、絵や映像で見た方が理解しやすい人もおり、個人個人で好む学習スタイルには違いがあるため、一つの教育方法では学力にばらつきが出るという問題があります。

しかし、ワーキングメモリを鍛える事でこの問題は意味をなさなくなります。

ワーキングメモリの研究者は、高校生に学力テストとワーキングメモリ・テストを受けてもらい、学習スタイルの好みをアンケート調査しました。

その結果、学習スタイルの好みに関わらず、ワーキングメモリ・テストの成績が高い学生は、全員が学力テストで優秀な成績をおさめました。

これはワーキングメモリを鍛えると教育法に関わらず学習スタイルを適応させることができるからです。

また、強いワーキングメモリを持つ人は、他人の会話や騒音など気を散らす情報を遮断して、勉強や作業に集中する事ができます。

つまり、ワーキングメモリを鍛えると適応力と集中力を高められて学習能力が向上します。

ワーキングメモリを鍛えて感情のコントロールができることのメリット

ワーキングメモリを鍛えると感情のコントロールが上手くできるようになります。

そうなることで得られるメリットを紹介していきます。

衝動を抑えて自制できる人間になる

人間の脳のシステムには、熟慮せずに快楽のまま行動しようとする「衝動システム」と、自制できて目標を立てて戦略的計画を練る「熟慮システム」があります。

研究によるワーキングメモリが強ければ強いほど自制心も強く働くため、衝動システムよりも熟慮システムが優位に立つことがわかっています。

自制心が強く働くと自分自身をコントロールできるため成功しやすい特徴があり、ストレスに負けずに努力して成功したり、良好な人間関係も築けます。

例えば、ワーキングメモリが強い人の恋愛や結婚生活では、相手を思いやり誠実に付き合い、誰かに誘惑されたとしてもパートナーとの関係を守るために浮気はしません。

また、夏に海やプールで水着を着るために、夏前にダイエットする女性は多いと思いますが、ワーキングメモリはダイエットで痩せるためにも役立ちますし、ワーキングメモリが強い人は思考にエネルギーを使うため太りません。

仕事では、ワーキングメモリが弱い人は頻繁に休憩を取り、上司が見てない所で怠けてサボり大した仕事もしません。

しかし、ワーキングメモリが強い人は、誰も見てなくても手を抜かずに仕事を頑張ります。

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他人に振り回されない・ブレない人間になる

ワーキングメモリが強い人は「熟慮システム」が優位なので、目標を持って戦略的に計画を立てるため、慎重な判断をくだします。

このように目標達成の計画がある人は、自分のモラル(価値観)とルール(計画)をしっかり持っているので、自分がやるべき行動とするべきでない行動を分けています。

そのため、他人の意見や流行に惑わされることがなく一貫した行動を取れるため、自己矛盾を抱える事なく、周りからは信頼されて芯のある人間だと思われます。

感情のコントロールでポジティブになれる

「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」とアドラー心理学で言っているように、現代人の悩みの根幹にあるのは他人との過度な比較によって生じます。

多くの人は自分が達成したい目標がないことで芯がなく、他人の意見や行動、社会の影響に左右されてネガティブ感情に支配されています。

しかし、ワーキングメモリが強く働く人は、他人との比較ではなく未来の自分と今の自分を比較をして自己評価しますし、常に他人ではなく自分のモラルやルールに従うため、ポジティブ感情を維持できます。

また、ワーキングメモリは自制心を働かせて、現状にふさわしい感情とそうでない感情を整理する働きがあり、ネガティブ感情をポジティブ感情に調節してくれます。

以上のようにワーキングメモリを鍛えれば、感情のコントロールができポジティブでいられるため、あなたが神経質な人や情緒不安定な人でネガティブになりやすいのなら、ワーキングメモリを鍛えて見ましょう。

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目標達成して成功する

何事も努力を継続しなければ、知識や経験、技術など身に付きません。

そのため、飽きっぽく壁にブチ当たったらすぐに諦めてしまう人は、何をしても成功しませんし、まぐれで成功したとしても成功を維持できないので、やっぱり失敗します。

しかし、ワーキングメモリを鍛えている人は自制心が強いので、好き嫌いに関係なく、誘惑にも負けずコツコツと努力するため、最終的に努力によって目標を達成します。

どんな業界でもコツコツ正しい努力を重ねて頑張った人が成功するため、成功したい人はワーキングメモリを鍛えましょう。

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ワーキングメモリを鍛えると病気を予防・改善できる

ワーキングメモリは、その他の脳機能と連携しながら情報を処理しています。

そのため、ワーキングメモリを鍛えてと他の関連する脳機能も高める効果があり、脳機能障害を予防したり改善することができます。

ワーキングメモリを鍛えると認知症の進行を遅らせる

認知症は高齢になればなるほど発症しやすくなり、85歳以上では半分の人がアルツハイマー型認知症を発症しています。

アルツハイマー型認知症の主な原因は、脳が萎縮するとともに睡眠不足によって脳の老廃物であるアミロイドβが溜まり、神経細胞が死滅することで起きています。

ライフスタイルを見直して「ちゃんと睡眠をとれば問題ない」と考える人もいるかもしれませんが、それだけでは不十分のようです。

そもそもアルツハイマー型認知症は基本的に記憶力の問題で、長期記憶にアクセスできなくなります。

ワーキングメモリは長期記憶にアクセスして記憶を活用する脳機能なので、ワーキングメモリが衰えたことで脳機能が低下することで、脳が萎縮して認知症の原因を作っています。

実際ワーキングメモリの研究では、アルツハイマー型認知症と診断された患者を対象にワーキングメモリ・テストを実施する実験では、同じ年齢の健常者と比べてワーキングメモリがひどく劣る結果が出ました。

(※実験参加の患者は、年齢、IQ、教育レベル、病歴にアルコール依存症、心臓病、がん、アルツハイマー以外の神経学的問題がないことを確認)

つまり、ワーキングメモリを鍛えても認知症を完全に防止できないが、強靭なワーキングメモリで認知症に罹患する時期を遅らせる効果があると考えられます。

ワーキングメモリを鍛えて発達障害を改善する

発達障害には自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠如多動性障害(ADHD)、学習障(LD:ディスレクシア)などがあり、これらに共通して見られるのがワーキングメモリに問題があることです。

自閉症スペクトラム障害(ASD)の症状を持つ人は、自分が関心を持つ狭い範囲の物事に集中しすぎる傾向にあり、社交が苦手なので孤独になりやすいです。

これを詳しく調べると自閉症の子供はワーキングメモリに問題があり、言語処理する際に必要な情報をすべて記憶することが困難であることが分かりました。

人間のコミュニケーションは主に会話なので、自閉症の子供が社交が苦手で孤立する原因となっています。

親なら発達障害を持つ子供を「治療したい!」と思いますが、病院の先生に相談しても「発達障害は改善できない」と言われることが多いようです。

しかし、脳科学者の世界では発達障害が治療できることは常識で、ワーキングメモリを鍛えることで「8歳未満であれば改善できる」とのことです。

ただし、具体的な改善方法や対策は、子供の症状や年齢に応じて変えていく必要がありますし、間違ったワーキングメモリの鍛え方をすると逆に症状を悪化させてしまうので注意が必要です。

詳しくはホンマでっか!?TVでお馴染みの澤口俊之先生の本を読んでみてください!!

ワーキングメモリを鍛えてみよう!

ワーキングメモリを鍛えて脳機能を向上させることによる11のメリットは紹介しました。

正直、ワーキングメモリは脳機能なので生活に対する影響は多岐に渡るため、今回紹介した11のメリット以外にも多くのメリットがあると考えた方がいいです。

なので、ワーキングメモリを鍛えた人と鍛えずに衰えた人では大きな差が生まれるため、ワーキングメモリを早く鍛えるほど恩恵も早く手に入ります。

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